出版社内容情報
世界の美術館を歩きながら考える楽しい休暇術。
絵は黙って鑑賞するのがルールなのか!?――世界の美術館をめぐりながら、その真の楽しみ方、文化・芸術の核心に斬り込む知的エッセイ。
絵は黙って鑑賞しなければいけないものなのか!?
▼若い二人が手をつないで何気ない会話を交わし、老夫婦が微笑みを返す。目を輝かせ、しあわせそうに歩きまわる来館者たち――。美術館は本来、自由気ままに「楽しんでもよい場所」なのである。
▼「絵は美しいもの」との幻想に憑かれ、感動を強要されている日本人。芸術の見方にルールはないのだ。窮屈な雰囲気を打ち破り、日本の美術館が幸福な人びとで満ちあふれることはないものか。
▼世界各地をめぐった著者が、美術館のある風景、文化・芸術の核心に斬り込むトラベル・エッセイ。美術館リスト付
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[内容紹介](序)人は何のために美術館へ行くのか? (1)静穏な日常としての美術館<ロンドン、パリ> (2)歴史が彩なす建築と美術館<ヴェネツィア> (3)戦争と芸術、理念としての美術館<ベルリン> (4)オトナを磨く美術館<ニューヨーク> (5)小さな国々の大きな美術館 (終)文化を受け継ぐということ
●序章 人は何のために美術館へ行くのか?
●第1章 静穏な日常としての美術館―ロンドン、パリ
●第2章 歴史が彩なす建築と美術館―ヴェネツィア
●第3章 戦争と芸術、理念としての美術館―ベルリン
●第4章 オトナを磨く美術館―ニューヨーク
●第5章 小さな国々の大きな美術館
●終章 文化を受け継ぐということ―コモ湖のほとりで
内容説明
絵は黙って鑑賞しなければいけないものなのか!?若い二人が手をつないで何気ない会話を交わし、老夫婦が微笑みを返す。目を輝かせ、しあわせそうに歩きまわる来館者たち―。美術館は本来、自由気ままに「楽しんでもよい場所」なのである。「絵は美しいもの」との幻想に憑かれ、感動を強要されている日本人。芸術の見方にルールはないのだ。窮屈な雰囲気を打ち破り、日本の美術館が幸福な人びとで満ちあふれることはないものか。世界各地をめぐった著者が、美術館のある風景、文化・芸術の核心に斬り込むトラベル・エッセイ。
目次
序章 人は何のために美術館へ行くのか?
第1章 静穏な日常としての美術館―ロンドン、パリ
第2章 歴史が彩なす建築と美術館―ヴェネツィア
第3章 戦争と芸術、理念としての美術館―ベルリン
第4章 オトナを磨く美術館―ニューヨーク
第5章 小さな国々の大きな美術館
終章 文化を受け継ぐということ―コモ湖のほとりで
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著者等紹介
岩渕潤子[イワブチジュンコ]
カリフォルニア美術工芸大学卒業、同大学院修士課程修了。ニューヨークのホイットニー美術館給費研究員を経て、フィレンツェ、ロンドンで研究を続ける。慶応義塾大学文学部、立教大学大学院講師。静岡文化芸術大学文化政策学部助教授。横浜市在住
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