ヒーローズコミックス 生きとし生ける(1)

著者名：長谷川未来【著】

ヒーローズ（2023/12発売）

• ISBN：9784864682206

内容説明

残してくれたもの、伝えていくこと――。祖父の遺した手帳に導かれ、北九州・門司港《もじこう》を訪れた小説家の古賀。地下アイドルの望と出会い、門司でつながった人たちの想いを手繰り寄せようとする自分がいることに気がついた。「この小説を書きたい」門司の過去と今をつなぐ物語を……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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少しざらつきのある手触りが特徴的な、まるで文芸書のような表紙の、シリーズ第1巻。少し細めの線で描かれる物語は、現在だけではなく過去に生きた人の想いをそれぞれ繋ぎとめるという、絵だけではなくストーリー自体もどこか繊細な印象を抱かせる。どこか影のある小説家と、光を浴びて歌うアイドルが対照的で組み合わせとしては面白い。主題が主題なだけに、もっと重苦しい物語になるのかとも思っていたが、今のところは良い意味で軽く、読みやすい。

2023/12/11

[うさやま]

この時代に第二次世界大戦の終戦前後をテーマにするというのはかなり勇気のいることだと思う。それでも物語は丁寧に染み込むように門司の日常とともに伝わってくる。大事に最後まで描ききってほしいと思った

2024/01/22

[白紙]

こう言うの読みたいなと思って期待して買った全てと全て違ったけどこれからどうなるかによるかな。

2024/01/20

[のりあ]

想像してたのとはちょっと違ってたけど、結構すきな感じだった。帯、祖母ではなくて曽祖母では？

2024/02/16