光文社古典新訳文庫<br> 太平記(下)

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光文社古典新訳文庫
太平記(下)

  • 著者名:作者未詳【著】/亀田俊和【訳】
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 光文社(2023/12発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 250pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334101275

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内容説明

後醍醐天皇は吉野に逃れ、幕府が優位を築くも、驕った高師直らは専横をきわめる。やがて観応の擾乱が勃発し……。紆余曲折の末、足利政権が覇権を確立していく様をダイナミックに描く下巻。近世以降の日本思想に影響を与えた歴史文学の魅力を、最新成果を踏まえた「解説」とともに味わう。日本史上屈指のマイナー時代ともいわれる南北朝だが、キャラ立ちはもちろん、読み物としての面白さは群を抜いています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

加納恭史

16
コーヒーにココアとシナモンを混ぜて飲む。一週間続いた。甘いお菓子などの食欲は減退した。太平記も下巻に入る。佐々木導誉は妙法院の御所を焼き打ちした。武家のおごりが出てきた。吉野の後醍醐の崩御。足利尊氏の武家の政治が始まった。土岐頼遠が光厳上皇の臨幸に遭遇して乱暴を働いた。下剋上の不気味な世の中。高師秋が美女を盗んだこと。高師直の奢り高ぶり。高師泰の奢移や贅沢。楠木正行が蜂起するが幕府に打たれた。足利直義が高師直を粛正しようとした。師直は将軍の邸宅を包囲した。その争いの決着は師直以下が討たれた。内部争い。2026/06/14

ossan12345

14
上巻にも増してくだけた分かり易い言い回しが多くて、思わず微笑んでしまう部分もちらほら。「ビビって、牛につないだままの車から躍るように飛び降りたので、車は先に行ってしまった」「あまりに我を忘れてバカ騒ぎしているのがムカつくので」「ビビりまくってみっともない坊主だな」思えば高校の時に初めて古文の現代語訳を読んだときの何だか笑える感じもこんなだったなあ(腰が曲がって二重?になっていた、とか)本編の後の亀田先生の太平記解釈は大変興味深い。2024/03/09

Francis

13
亀田俊和先生による太平記の抄訳の下巻は佐々木導誉公が妙法院の御所を焼き討ちした事に始まり、最後は二代目将軍足利義詮死去後、細川頼之が管領になって世の中は太平になりました、めでたしめでたし、で終わる。太平記は軍記物ではあるのだが、尊氏をはじめ室町幕府の高官たちが編集に関わるなど、公式史書にする計画があったらしい。色々詰め込み過ぎて少年ジャンプの連載の強制終了になった(^^;とはXでの亀田先生の弁です。解説で亀田先生が言われている通り、この抄訳をきっかけに太平記をより深く読んで欲しいものです。面白いですよ。2026/04/25

加納恭史

12
趣向を変えて、今度は無糖炭酸水とリンゴ酢を混ぜてみる。次に冷凍ブルーベリーを混ぜる。ブルーベリーの皮や果肉が炭酸水に溶けて甘い。砂糖を止めて一週間、果糖をあじわう。間食も止めて良かったようだ。落ち着いてこの本も読み進む。足利直義は奢る高師直を計略で討ち果たそうとする。直義は足利尊氏には知らせず、上杉・畠山・栗飯原ら数人と相談し、師直・師泰兄弟を暗殺する謀略をめぐらせた。討手は二人。武士100人を密かに配置。粟飯原は心変わりして師直に知らせた。師直は自宅に戻った。なおも直義は師直をだまそうとした。内紛開始。2026/06/16

qwer0987

12
主要な南朝の武将が次々と命を落とし、北朝では佐々木導誉や土岐頼遠などのバサラ大名が威勢をふるう。そんな中で同じくバサラの雰囲気を醸し出す高師直が幅を利かせ、直義と対立し観応の擾乱へと突き進む。その流れはそれなりに面白いけど、楠木正成や北畠顕家がいた時代に比べると見劣りする感は否めない。しかしこの時代も権力抗争が激しく塩冶判官の話をはじめ読みごたえがある。英雄たち亡き後の第五部も争乱は絶えず、武将たちの栄枯盛衰の様は面白い。観応の擾乱後まで訳した太平記は少ないだけに興味深く読めた。2025/06/03

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