集英社文庫<br> 決定版 女人源氏物語 一

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集英社文庫
決定版 女人源氏物語 一

  • 著者名:瀬戸内寂聴【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 集英社(2023/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087445756

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内容説明

千年の時を越えて読みつがれる華麗なる王朝絵巻「源氏物語」を、女性たちの声で描き直す「瀬戸内源氏」。本巻では比類なき美貌と知性を持つ宮廷一の貴公子・光源氏の誕生から、成長して出世していくさまを描く。亡き母の面影を慕い、年上の女性たちに魅かれる源氏は、ついに父帝の女御と一線を超えてしまい――。1988年から89年にかけて刊行された現代語訳のさきがけにして「源氏ブーム」の火付け役・瀬戸内寂聴があなたを鮮烈な世界に誘う。全5巻連続刊行!※2023年10月に発売した集英社文庫を底本にしています。重複購入にご注意ください

目次

桐壺更衣のかたる 桐壺
靫負命婦のかたる 光君
空蝉のかたる 空蝉
夕顔の侍女右近のかたる 夕顔
夕顔の侍女右近のかたる 撫子
藤壺の侍女弁の君のかたる かがやく日の宮
藤壺の侍女弁の君のかたる 藤壺
紫上の祖母尼君 乳母の少納言のかたる 若紫
葵上のかたる 葵
六条御息所のかたる 紫炎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

RASCAL

13
「光る君へ」がすごく面白いので影響されて手に取ってみた。現代語訳的なもの?と思っていたら全然違った。これは原作の行間を読み切った瀬戸内寂聴の源氏物語。源氏物語のストーリー、特に前半はすべてわかっているつもりだったが、読んでみるとなかなかに新鮮、寂聴さんの源氏物語はなんとも艶っぽい。それにしても光源氏、雲上人の地位を利用してやりたい放題だなー。 2024/11/09

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

12
ナツイチ2024で読了。夏フェアでもないと瀬戸内寂聴さんは読まなかっただろうな。ちょうど「源氏物語」を読み直したいと思ってたので良かった。女君たちの嫉妬とプライド、光君への想いが率直にわかりました。六条御息所の恨みは怖いですが彼女の言う通り光君には恐ろしい罰が・・。2024/07/13

ときわ

7
すっごく前にこの決定版じゃない本は読んだと思う。源氏物語の翻訳はいろいろな方のを読んでいて、ストーリーや登場人物は把握している。作者紫式部が書いてない内面に踏み込んで瀬戸内さんなりの解釈が書かれているのが面白い。そして今回改めて読んで良かったと思ったのが、再録された氷室冴子の解説と井上荒野さんの新たな解説が付いていたこと。氷室冴子さん、懐かしいなあ。私もそう思う!同感同感!井上荒野さんの本は読んだことが無いけどお名前は知ってた。でもお父様のことは今回初めて知った。へ~そうだったんだ。2024/05/03

鈴木貴博

1
女性登場人物の立場から語る連作短篇による源氏物語。原典の深い理解を背景に寂聴先生の筆が冴える。一巻は「葵」あたりまで。原典では多くを語らない葵上の独白に戦慄。2026/06/07

翠雨

1
源氏物語を読んだことはない。本編知らないのに外伝を読んでいるようなものだから、車争いのエピソードとかも知らないのだけど、想起しやすい構成だった。もちろん、原作知ってる状態で読んだほうが面白いとは思う。 とにかく光源氏が罪な男すぎて、どれほどの女が泣かされているかというのが切々と描かれている。あんな男、どこがいいのよって反発する女が一人くらいいても良さそうなのに、みんな彼に未練があって、逆にそれが光源氏の超人さを物語っている。大河ドラマを機に読んだので、作者に焦点をあてた作品も楽しみ。2024/01/19

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