ヤングジャンプコミックスDIGITAL 怨み屋本舗DIABLO 5

著者名：栗原正尚【著者】

集英社（2023/12発売）

• ISBN：9784088930435

内容説明

地下アイドルを奴隷に貶める悪徳事務所、執拗に娘の監視を行うヘリコプターペアレンツ、自由を剥奪された日々はまさに地獄で…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[地下鉄パミュ]

芸能界に憧れを持つ女の子を騙して食い物にする詐欺商法は昔から有る。時々ニュースなどで目にするが、手を替え品を替え進化しているとは言え今だに騙される女の子がいるとは・・・自分の考えでは信じられない。煌びやかな世界では有りますが、裏も有る世界と言う事でしょう。くれぐれも美味しい話しには乗らないように。ヘリコプターペアレンツ。ヘリコプターのように子供を監視し、子供にトラブルがあると飛んで来る親達の事。これ初知り。これも昔からその手の親は居た。残念ながら自分もぶつかった事が数回ある。我が子可愛やで過保護が原因か。

2024/01/21

[fumikaze]

最終話のターゲット家族、株で大儲けして悠々自適に暮らしているなんてうらやましい。しかし(その自由な時間を生かしていないためか)幸せになっていないのが残念。私はもしそんな大金があったら、何をしたいだろう？最終ページの「飛鳥の心に燈った仄暗い炎には誰一人気付かなかった」が気になる。どういうこと?

2024/02/10

[かなっち]

何も知らずに契約書にサインすることの恐ろしさを、改めて実感した第5巻。今巻は、地下アイドルを奴隷に貶める悪徳事務所と執拗に娘の監視を行うヘリコプターペアレンツの、自由を剥奪された二つのエピソードのお話でした。いつの時代も狙われるのは世間を知らない若い子で、危険が身近にあるのを忘れずにいたいですね。そして、おかしな両親を持つ娘の方では、過保護過ぎるのも狂わせてしまうことを嫌悪感と共に感じて。いつもの如く抹殺は完遂されましたが、犠牲者の多さに後味の悪い読後でした。

2024/01/25

[(*･ч･*)ｶﾞｵｰ]

ヘリコプターペアレントについての話で、両親が歪んでいるだけかと思いきや、娘も歪んでいた。 これは恐らく北海道で起きたススキノ首切断事件をモチーフとしていそう 過保護な親が娘を守るあまり、殺人を犯し、それを隠蔽するというもの 詳しくないが、本件では娘が不登校で過保護に育てられ、最終的には両親も殺人、死体遺棄に加担したと言われている。その構図も適用されている。 最後は怨み屋が、娘にマスクを隠し、それを自分達を拘束した犯人(怨み屋の変装)だと誤認し、射殺する 次の巻についての発表がなかった。

2024/01/02