内容説明
メディアはすべて、事実と嘘の境界線上にある。それをまず知ろう。ニュースや新聞は間違えないという思い込みは捨てよう。でも嘘ばかりというのは間違い。私たちに不可欠となっているメディアを正しく使う方法とは?
目次
第一章 自分の眼で見ることの大切さ/北朝鮮はどんな国?/メディアから受け取る情報だけでは偏る/僕が見た北朝鮮/日本とどこが違うのか?/メディアは人の意識を変え、国の形を変える/第二章 メディアは必要か?/戦争がどのように始まるかを語り継ぐこと/戦争が起きるときメディアはストッパーにならない/なぜメディアは必要なのか/僕たちはメディアから与えられた情報でイメージを作っている/メディアは要約する/メディアは情報を加工する/第三章 メディア・リテラシーとは?/国家がメディアをコントロールするとどうなるか/メディアは怖い。使い方を誤ると……/メディアのせいで間違った世界観を持つかもしれない──〈袴田事件〉のこと/メディアによって犯人にされる!?──〈松本サリン事件〉のこと/第四章 映像メディアを理解しよう/テレビの副作用/ニュースの順番を考えているのは誰?/テレビは世界の複雑さを再構成して簡略化する/情報は作られる/「何かを撮る」行為は「何かを隠す」行為だ/ニュースは主観でできている/メディアは間違える/オーウェルの「1984年」は過去の話ではない/戦争はこうして起きる/ネットでは事前情報のないまま世界に流れる/「中立」だと誰が判断できるのか?/メディアは本質的な矛盾を抱えている/第五章 事実と の境界線上にある、それがメディアだ/今見ているものは現実の一部でしかない/メディアは最初から なのだ/事実はひとつじゃない。世界は無限に多面体だ/マーケットを作っているのは私たちである/あとがき
感想・レビュー
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よこしま
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ばりぼー
たかやん
calaf