本質を突き詰め、考え抜く 哲学思考

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本質を突き詰め、考え抜く 哲学思考

  • 著者名:吉田幸司【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • かんき出版(2023/11発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784761276997

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内容説明

「課題解決」「アイデア発想」「イノベーション」「人材・組織開発」「ビジョン構築」……問いから始まる対話で思考を拡張せよ!

日本初の「哲学コンサルティング会社」を設立し、ビジネスの最前線で哲学を実践・活用してきた著者が教える、ビジネス×哲学の知見から生み出した、答えが一つではない問題に最適解を導く思考法

今日、ビジネスと哲学の関係は大きく変わっています。ESGやSDGsをはじめ、企業は環境への配慮やジェンダー平等など、社会課題への取り組みが求められるとともに、社会における自社の存在意義(パーパス)の提示が競争力/共創力になるようになっています。
かつて、ソクラテスやプラトンたちが「よく生きるとは?」「美とは何か?」といった価値をめぐる問いを探究したように、いまや企業もビジネスパーソンも、物事の本質や価値の追求と無縁ではなくなりつつあるのです。
それは、よりよい世界をつくるための社会的価値の創出に資するとともに、企業が事業
を展開していくうえでも新たな価値規範を提示し、競争/共創戦略を優位に進めていくコンピタンス(能力)になります。
人間の本性や世界の根源的原理、真善美といった普遍的価値を探求してきた哲学は、抽
象的な問いに向き合い、深く思考していくにあたって絶大な力を発揮します。
哲学的理性は合理的に突き詰めるだけではなく、もはや「なぜ」「なんのために」を問えない究極的なものに到達するダイナミックな思考です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はとむぎ

12
問いで本質を考え抜く。やると楽しく働けるようになるよな。2024/04/11

Jack Amano

2
「人間は考える葦」とは言うが、多くは出来るだけ考えなくて済ませようとしているし、きちんと考えることを避けようとしている。人間にとって多くの人がしないことが「考える」ことでもある。考えることにきちんと向き合うために、この「哲学思考」はとても新鮮だし、必要な思考方法だと思える。本質をつかむ考え方とも言える。とても参考になるし、実践していきたい思考法です。2024/11/10

inaryoXD11

2
哲学のビジネス活用について、おもに哲学シンキングでの問題や課題の本質への迫り方、本質的な課題の発見など、思考法の枠組みについて説明。哲学的な知識がなくてもできるため、課題解決で使ってみたい。導入事例では東芝の取り組みがわかりやすく、興味深い。答えが出なくてもいい、問い続けることで考えが深まする、というのはとてもおもしろい。それに比べて哲学の専門知によるコンサルの説明も面白いが、分人主義による説明は消化不良……他にもあたってみようと思う。2024/09/30

hryk

2
非常に面白い試み。2024/01/08

めぐりん

1
ビジネスにおける哲学の実践的な用い方として役立つ。 実践している企業に驚き。本質を問う学問ことをを通じて価値の本質を考察することで、ビジネスに活用する。本田宗一郎「哲学なき行動は狂気であり、行動なき理念は無価値である」≒カント「ないようなき思惟は空虚であり、概念なき直観は盲目である」は興味深い。2024/06/05

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