ビッグコミックススペシャル<br> 宗像教授世界篇(2)

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ビッグコミックススペシャル
宗像教授世界篇(2)

  • 著者名:星野之宣【作】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 小学館(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098626656

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内容説明

伝奇ミステリーの金字塔、最新シリーズ!

古代から語り継がれる伝説や神話の謎を
民俗学者・宗像伝奇(むなかたただくす)が独自の視点で解き明かす。

イギリスから帰国した宗像は、
亡き盟友の後を追い、騎馬遊牧民の足跡を辿る。

その後、北日本を旅する忌部捷一郎から
自身が書いたというある一冊の脚本を託されて・・・・・・

宗像が新たに取り組む謎は、
半人半獣の“クランプス”、生贄、
七夕伝説、そしてソドムとゴモラ-----

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

64
世界篇②[第5話:鹿男(シャーマン)・後編]幼子の生贄。古い風習に由来するものが流行りつつあること[第6話:猪の小舟]忌部捷一郎(いみべじょういちろう)の原稿。猪のイオマンテ[第7話:牽牛の河]奈良県天川村。眼帯姿が勇ましい芹沢編集長の故郷。[第8話:燔祭(はんさい)の羊・前篇/中編]ノアの箱舟からのソドムとゴモラ。ヨルダンのトール・エル・ハマム遺跡は隕石の欠片で滅んだ都市か。「生半可な知識で他国の宗教や歴史を論ずれば、的外れになるばかりですな」▽生贄の儀礼はやっぱりあったのではないのでしょうか2023/12/06

oldman獺祭魚翁

33
お久しぶりの宗像教授 世界偏が出ているとは知りませんでした。今回は肉食の人類史と生贄の話だが、北海道の猪ネタは興味深い。この話結構面白いのですが、いかんせん単行本がお高いのが疵ですね。1巻も読まないといかないかなぁ2024/01/03

ぐうぐう

30
世界の至る所にある生贄の儀式に深く立ち入っていく宗像教授。生存するために幼い命を捧げるという矛盾。そこに宗像は神の存在を感じる。では、なぜ人は神を感じ、創造して行ったのか。「ーーこのような大洪水に襲われたり街が一瞬で滅びたり……古代の人々が神の力と信じたのも無理はないだろう。しかし現代がーー科学で説明がつくなら神を持ち出す必要はない。むしろ私は古代人がいかに“人間の神”を創ったかに興味がある」いずれにしろ、神と名の付くものは力を持つ。それだけは確かだ。2023/12/16

はじめさん

19
やった、読メレビュー1番乗り! 前巻で獣としての神、狼や熊を取り上げて人と獣の混ざった鹿男から、羊飼いのたくさんいる土地で信仰されし自身に似せて「人」を造った神と、世界各地を股にかけての剛腕宗像節! 個人的には、妹を見送った忌部兄が東北から北海道への旅路を想うなかで記した脚本という体で描かれる「猪の小舟」がヒット。古代アイヌ人が本州より交易で手に入れた、北海道では捕獲できないイノシシとそれを世話する2人の兄弟のたどる運命。織姫と牽牛の七夕など過去の【講義】を履修していれば更に楽しめる事請け合い。最前列受講2023/11/30

本を読むのは寝室派

7
(良作)教授のとんでも説はもちろん、考古学を舞台にした各国の世界観を絵でみてるだけでもワクワクする。2024/01/10

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