岩波文庫<br> 万葉集(三)

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岩波文庫
万葉集(三)

  • ISBN:9784003000564

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内容説明

ひさかたの天(あめ)の香具山(かぐやま)この夕(ゆふへ)霞(かすみ)たなびく春(はる)立(た)つらしも──雄大清新な叙景,流麗繊細な恋の心,遠き世の物語.万葉集の多彩な世界.本冊には旅の歌,浦島や入水した乙女たちの伝説の歌(巻九)から,四季に寄せた雑歌と相聞(巻十),古今の相聞歌(巻十一・十二)まで,千五百余首の歌を掲載.全歌,現代語訳・注釈付.(全五冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

目次

凡例
目録(巻第九―巻第十二)
巻第九
巻第十
巻第十一
巻第十二
用語解説
文献解説
地図
[解説3]万葉集のことば(工藤力男)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Francis

15
第三分冊は9巻から12巻まで。恋の歌ぞろいなのがびっくり。古代はJ-POPや英米POPでラブソングが流れる現代とそんなに変わらないのだなあ、なんて言ったら怒られるか?季節感を大事にすることは今も昔も変わらない。個人的には母の出身地埼玉県行田市に昔あったという小埼沼のことが歌われていることに驚き。そして定期的に行っている病院の近くにある市川市の真間という場所にある手児奈伝説の事が歌われていることにも驚き。実際に真間には万葉集の記念碑などがあるとのことで、千葉県にお住まいの方は行ってみてはいかが?2019/02/22

双海(ふたみ)

11
万葉人は詩人であるなぁということがよくわかる。「風に散る花橘を袖に受けて 君が御跡と偲ひつるかも」「我が背子がかざしの萩に置く露を さやかに見よと月は照るらし」2018/07/08

大臣ぐサン

3
ようやく半分。もうお腹一杯です!2016/05/18

ノボ

0
「ひさかたの天の香具山この夕霞たなびく春立つらしも——雄大な叙景、繊細な恋の心、遠き世の物語。万葉集の多彩な世界から、旅の歌、浦島や乙女たちの伝説歌、四季に寄せた歌、古今の相聞歌など、巻九——十二の千五百余首を掲載。」(表紙折り返し)2014/09/15

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