内容説明
2作目も暴走が止まらない、合計150歳の老老コンビ!
車椅子の探偵・玄太郎が病気で入院。その上、元裁判官の静は謎の復讐者に狙われ…。意表を突くトリック駆使の痛快事件簿第2弾。
※この電子書籍は2020年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
99
孤独死、自動車運転事故、医療事故に絡める高齢者問題。医療事故での逮捕だけは、2人に操作をさせるためのお膳立てが杜撰なようにも思えたが、2人の活躍が楽しくそんなことはどうでもいいかと思えてくる。自動車で突っ込む老人の場合や孤独死に絡んだ背景はなかなか入り組んでいて、2人による早期幕引きを願ったが、まさかそんなダークな展開になっていくとは。容赦のないところは、さすがに中山氏だなと驚いた。2024/05/19
sin
62
先行する作品でこの二人の行く末がわかっているせいか切ない気持ちが先にたってしまう。まさか『栄螺さん』や『ちび◯子ちゃん』のように時間のループの中に閉じ込める訳にはいかないだろうから二人が共演する作品としてはここまでだろうか?『正義感という言葉ほど胡散臭いものはない』という静が『幼く単純な正義感だけは信用してもいい』と説くが純真な幼さは良と思うものの、昨今の幼ないは大人になれない思慮の足りない幼さだから始末に悪い、やはり玄太郎のように振り回す拳に責任が持てなくては、正義の押し付けは独り善がりでいただけない。2023/12/13
坂城 弥生
43
なんだかんだでこのコンビいい関係がだと思う。2024/05/03
タルシル📖ヨムノスキー
29
名古屋商工会会頭で傍若無人が服を着たような香月玄太郎&清廉潔白を絵に描いたような元判事・高円寺静のゴールデンいや、シルバーコンビ再び!今回は構造計算書偽造問題や高齢者ドライバーの運転ミス、老人の孤独死などを絡めながら、事件は大きな復讐劇へと展開。中山作品を読んで毎回感心するのがどんでん返しと他作品とのリンク。この物語は〝さよならドビュッシー〟の少し前。だから残念なことに遥・ルシアと円が出会うことはない。しかし岬洋介は研修生時代に高円寺静の講義を受けて直接会話もしていた。中山ファンとしてはそれだけで嬉しい。2023/10/30
たち
27
前巻よりも一段とコンビ感の増した、静さんと玄太郎さん。ラストの二話は笑えないほど深刻で、怖かった。こんなふうに復讐されたらまず普通は気が付かないと思う。逆恨みもいいところだな。2024/06/19
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