内容説明
※電子版では一部未収録の内容があります。
本書は『外交』Vol.81(Sep./Oct. 2023)の一部を抜粋して電子書籍化したものです。
あの日、米軍機は第一目標の小倉を回避して長崎に向かった。上空の視界不良が理由だが、それは八幡製鉄所からの「煙幕」によってつくり出されたものだった。その真相を、当事者のインタビューをまじえて、明らかにする。
『外交』Vol.81 特集は「中国との距離をはかる世界」:国際社会における中国の存在感は増すばかりだが、その一方で、内政・経済・外交の実態は不透明さを増している。中国は従来の軌道から外れようとしているのか。中国の「内なる論理」を踏まつつ、「世界は中国をどう見ているのか」という視点から考察する。そのほかFOCUS「中東 秩序再編の力学」をはじめ、国際社会や日本外交のさまざまな事象を読み解きます。