【60周年記念限定特典付】小さな恋のものがたり 第43集

著者名：みつはしちかこ

学研（2023/10発売）

• ISBN：9784054061415

内容説明

「小さな恋のものがたり」第43巻、60周年記念の電子化！
長期にわたり、多くのファンの支持を得てきた「小さな恋のものがたり」。紆余曲折を経て、近づきそうでなかなか近づけないチッチの片恋についに決着が！？
チッチとサリーの淡い恋を描いた叙情まんが「小さな恋のものがたり」60周年を記念した、特典付きの通巻の電子版（巻末におまけのコラム掲載）。



※既リリース ［復刻版］ ［特別編集版］ と内容が重複する部分がございます。ご了承ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[としちゃん]

あじさいを見ると「小さな恋のものがたり」のチッチとサリーを思い出し（年齢がバレる！)、久しぶりに読んでみたら、なんと2014年、この43集で最終巻だったのですね。ショック！更に、チッチとサリーの衝撃のラスト。みつはし先生と担当編集者の方のあとがきも、涙、涙です。あらためて読み返すと、渾身の力を振り絞って、このものがたりを自分の手で終わらねばという先生の想いが伝わり、またジーンときました。一つの時代が終わった感あり。でも、これからも毎年あじさいの季節はチッチとサリーを思い出すと思う。

2017/06/01

[私]

母親から借りて読み始めて、いつしか自分で購入するようになり…毎年、5月には書店をウロウロし、だけどある時期は書店で出会えなくなって…。社会人になっても、自分が母親になっても、いつも探していました。まさか、最終回がくるなんて…全く想像していませんでした。そして作者のご病気…42集のあるページから、画風が変わったなと思ったのですが、やはり事情があったのですね。他の皆さんの感想も読ませていただきまして、この気持ちを共有できたことで、なんとか自分を納得させています。他の方の感想も知りたいです。涙

2014/10/03

[みみずく]

ある時は友達の家で、ある時は病院の待合室で読んでいるくらいのあまり良い読者ではないのだけど、チッチとサリーの物語が最終集を迎えるということで読んだ。最後に登場人物たちが考えたこと、伝えたことは、今チッチとサリーが出来る精一杯のことで、そう決断した二人が本当に健気で愛おしかった。みつはしさんのあとがきにこの作品への思いや最終集を書くに当たってのご苦労などが書かれていてより、胸に迫った。

2014/09/28

[ゆり]

本についてる帯をみて。え？さよならってどういうこと・・・？と思って読みました。最後あで読むのが怖かったです。 こんな終わり方って・・・思わず泣きそうになりました。さみしいです。

2014/10/04

[ソープ]

すっかり忘れ果てている若かった当時の自分が思い出せれます。たぶん最低でも１０巻くらいまでは所有していると思いますが、結婚、子育て、etsとこの本はいつのまにか日々の雑多なことの中に埋もれてしまった（今ですらトイレットペーパー山積みの陰で日の目を浴びてない！）。今回友人の勧めで思い出したように購入。チッチとサリー永遠なれ！！！、とエールを送りたいです。そしてみつはしちかこさんのお名前もすごく近い存在でした。どうぞお体にお気をつけていつまでもお元気でいらしてくださいとこの場を借りてお伝えできれば、と思います。

2015/01/23