内容説明
謎の辻斬り、不死身の犬を従えた黒衣の男「大黒天」、さらなる凶行に及ぶ強盗団「不知火」。
不穏きわまりない状況の中、異能のからくり師・吉右衛門と剣豪・十三は、一連の怪異が、江戸を守護する伝説の怪僧・天海の遺した「秘宝」と関わりがあることに気づく……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぺん
2
想定外のエンディングでした。2022/08/08
しゅう
1
時代劇とSFがうまく重ならない。C2023/08/14
あきのぶ
1
以前、徳間文庫とはべつの版元ので読んだと気づいたのは下巻の半ば過ぎ。2022/05/21
tomite
0
上下巻を読んでの感想は、この作品は夢枕獏による同人誌であると言う事。書きたいものをひたすら書いた。その場の勢いで暴走して書いた。作者も制御出来ていない。所々でおかしな表現、明らかな矛盾。あまりにもご都合主義が入っているのはその為か。この結末も当初のプロットから離れているのでは。なんにせよ、商業媒体で発表、販売するには物語の展開が雑かなぁ。人それぞれ受け方は違うと思いますが、自分には合いませんでした。最後に一言。衰えたな、獏!!2023/10/31
北刻堂
0
盗賊団「不知火」が狙う天海の秘宝の在処に向かうこととなった吉右衛門。人質に取られたお千代を救出すべく、手持ちのからくりを次から次へと繰り出すのだが・・・え、それってロボットじゃないの?それも自律型だぞ!! 戦車まがいの乗り物まで出てくるぞ!? おいおい、これ、江戸時代の話だろ? と,どんどんエスカレートし始めて、最後は「これってSFだったんかい!!」 何故か読みながら頭の中でスーパージェッターのテーマ曲が流れ始めてしまったよ ♫未来の国からや~てきた、知恵と力と勇気の子ぉ~♪2023/03/01