きみのお金は誰のため―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」

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きみのお金は誰のため―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」

  • 著者名:田内学【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 東洋経済新報社(2023/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492047354

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内容説明

絶賛の声、続々!
「こんな本が読みたかった!お金の常識がガラッと変わった」(20代、IT)
「目から鱗で一気に読んだ。中学生の息子にも読ませたい」(40代、営業)
「ハッとするような言葉の連続。ラストでは涙が溢れてきた」(50代、経営)

所得、投資、貯金だけじゃない、
人生も社会も豊かにするお金の授業、開講!

現代の「お金の不安や疑問」を物語で楽しく解説!
・日本は借金まみれでつぶれるの?
・少子化でもやっていける方法って?
・どうして格差が広がるの?
・貿易赤字が「本当にヤバい」理由は?

「お金の本質」がわかると、
人生の選択肢が増える! お金の不安がなくなる!

「え、そうなの?」が「そうだったのか!」に!
6つの謎で世界の見え方が変わる!
・お金の謎1:お金自体には価値がない
・お金の謎2:お金で解決できる問題はない
・お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない
・格差の謎:退治する悪党は存在しない
・社会の謎:未来には贈与しかできない
・最後の謎:ぼくたちはひとりじゃない

◆本書のあらすじ◆
ある大雨の日、中学2 年生の優斗は、
ひょんなことで知り合った投資銀行勤務の七海とともに、
謎めいた屋敷へと入っていく。
そこにはボスと呼ばれる大富豪が住んでおり、
「この建物の本当の価値がわかる人に屋敷をわたす」と告げられる。
その日からボスによる「お金の正体」と「社会のしくみ」についての講義が始まる 。

目次

プロローグ 社会も愛も知らない子どもたち
第1章 お金の謎1:お金自体には価値がない
第2章 お金の謎2:お金で解決できる問題はない
第3章 お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない
第4章 格差の謎:退治する悪党は存在しない
第5章 社会の謎:未来には贈与しかできない
最終章 最後の謎:ぼくたちはひとりじゃない
エピローグ 6年後に届いた愛

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

357
お金の話は正直好きではありません。しかしながら、最近何らかのケミストリーを試さずにいられない私は好きでないカテゴリーも化学反応に混ぜてみることにしました。いや~まいったね、これは。話の構成と展開が巧いですよ。問答を重ねることで巧みにお金の本質に気づかせ、そこから得られる最善の活かし方について誘導されてしまいます(私だけかもしれませんがwww)。2024/11/13

キ♡リン☆か

209
お金に関しての価値観を教えてくれる本です。お金を世の中に回すって概念が本当に大事だと思います。貯金などしても何も生まれません。しっかり働いて、しっかりお金を稼ぐことをして、適切にお金を使う。まずは周りの人からこの意識を持ってほしい。それを教えてくれる本でした。この本は途中、私も話の内容が何となくよめて、ふんふんってなるほどって感じで聞いていましたが、この全体の物語を読み、特に最終章を読むと一気に読んでよかったなと思う本に代わると思います。お金以上に大事なものは、やっぱり愛ですかね。2024/07/13

yasunon

179
抜粋:P.162 社会という悪の組織のせいにして、自分がその社会を作っていることを忘れていることが、いちばんタチが悪い 所感:お金について物語形式で教えてくれる。お金そのものには価値はなく、お金を受け取って働いてくれる人が価値を生み出す。お金を介してみんながお互いの為に働く。お金はそのパーツに過ぎない。現代では支配者が搾取しているのではなく、人々の課題を多く解決、便利にした人が富を築いているというのには納得。社会が…会社が…と愚痴る前に自省したい。とにかく、熱々のトンカツ定食を食べたくなるね。しらんけど。2024/10/26

美紀ちゃん

149
いやちょっと待って。まさかこのタイトルで泣ける話だとは思わずスタバで読んじゃったょ。大泣きしてしまった。自分で調べて自分の言葉で深く考えることが重要。お金にはみんなを結びつける力がある。「お金の向こう研究所」のボス。彼との時間は社会の謎を解き明かす高揚感がある。1人ひとりが誰かの問題を解決しているから社会は成り立つ。フリードマンの「鉛筆」の話が印象的。中学生は自分が1番なのでわからないかもしれないが大人になり自分よりも大切な人ができた時にきっとわかると思う。誰のために仕事をするのか。これはもう学校図書館◎2024/04/06

hiace9000

144
ヒトやモノの間に介在するカネ。可視不可視すら問わず、おそらく世のあらゆるモノ、コトにまでも姿を変えてしまう万能感すら有するカネ。その表層的効果にのみ目を奪われ、心囚われている現代人。カネの本質と社会の仕組みについて、中高生への啓発と、大人への警鐘と再発見をうながす良書。キーワードは「お金の向こう」。お金の向こうには人がいて社会があるという視野の広がりが、自分と人と社会とのつながりを実感させ、自身の有用性や肯定感を高めていく。かつてある缶コーヒーのCMが謳った名コピー『世界は仕事でできている』を思い出した。2025/02/09

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