きみのお金は誰のため―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」

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きみのお金は誰のため―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」

  • 著者名:田内学【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 東洋経済新報社(2023/10発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492047354

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内容説明

絶賛の声、続々!
「こんな本が読みたかった!お金の常識がガラッと変わった」(20代、IT)
「目から鱗で一気に読んだ。中学生の息子にも読ませたい」(40代、営業)
「ハッとするような言葉の連続。ラストでは涙が溢れてきた」(50代、経営)

所得、投資、貯金だけじゃない、
人生も社会も豊かにするお金の授業、開講!

現代の「お金の不安や疑問」を物語で楽しく解説!
・日本は借金まみれでつぶれるの?
・少子化でもやっていける方法って?
・どうして格差が広がるの?
・貿易赤字が「本当にヤバい」理由は?

「お金の本質」がわかると、
人生の選択肢が増える! お金の不安がなくなる!

「え、そうなの?」が「そうだったのか!」に!
6つの謎で世界の見え方が変わる!
・お金の謎1:お金自体には価値がない
・お金の謎2:お金で解決できる問題はない
・お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない
・格差の謎:退治する悪党は存在しない
・社会の謎:未来には贈与しかできない
・最後の謎:ぼくたちはひとりじゃない

◆本書のあらすじ◆
ある大雨の日、中学2 年生の優斗は、
ひょんなことで知り合った投資銀行勤務の七海とともに、
謎めいた屋敷へと入っていく。
そこにはボスと呼ばれる大富豪が住んでおり、
「この建物の本当の価値がわかる人に屋敷をわたす」と告げられる。
その日からボスによる「お金の正体」と「社会のしくみ」についての講義が始まる 。

目次

プロローグ 社会も愛も知らない子どもたち
第1章 お金の謎1:お金自体には価値がない
第2章 お金の謎2:お金で解決できる問題はない
第3章 お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない
第4章 格差の謎:退治する悪党は存在しない
第5章 社会の謎:未来には贈与しかできない
最終章 最後の謎:ぼくたちはひとりじゃない
エピローグ 6年後に届いた愛

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

249
お金の話は正直好きではありません。しかしながら、最近何らかのケミストリーを試さずにいられない私は好きでないカテゴリーも化学反応に混ぜてみることにしました。いや~まいったね、これは。話の構成と展開が巧いですよ。問答を重ねることで巧みにお金の本質に気づかせ、そこから得られる最善の活かし方について誘導されてしまいます(私だけかもしれませんがwww)。2024/11/13

キ♡リン☆か

201
お金に関しての価値観を教えてくれる本です。お金を世の中に回すって概念が本当に大事だと思います。貯金などしても何も生まれません。しっかり働いて、しっかりお金を稼ぐことをして、適切にお金を使う。まずは周りの人からこの意識を持ってほしい。それを教えてくれる本でした。この本は途中、私も話の内容が何となくよめて、ふんふんってなるほどって感じで聞いていましたが、この全体の物語を読み、特に最終章を読むと一気に読んでよかったなと思う本に代わると思います。お金以上に大事なものは、やっぱり愛ですかね。2024/07/13

美紀ちゃん

143
いやちょっと待って。まさかこのタイトルで泣ける話だとは思わずスタバで読んじゃったょ。大泣きしてしまった。自分で調べて自分の言葉で深く考えることが重要。お金にはみんなを結びつける力がある。「お金の向こう研究所」のボス。彼との時間は社会の謎を解き明かす高揚感がある。1人ひとりが誰かの問題を解決しているから社会は成り立つ。フリードマンの「鉛筆」の話が印象的。中学生は自分が1番なのでわからないかもしれないが大人になり自分よりも大切な人ができた時にきっとわかると思う。誰のために仕事をするのか。これはもう学校図書館◎2024/04/06

とよぽん

137
経世済民の本質をわかりやすく説く良書だと思った。読み始めて「13歳からの地政学」と似たような構想だなと思いながら、中2の佐久間くんと外資系金融会社勤務の七海さんが謎のボスの課題に挑む展開に引き込まれた。お金の話を身近な具体例で説明しつつ、ストーリー性をもったビジネス書のような感じである。そして、まさか、最後に泣ける本とは思いもしなかった!!!社会に恩送りをしようと日々過ごしている私に、未来を共有しようという志を与えてくれた素晴らしい著書だ。お金は手段。世界を循環する水。2024/03/12

mukimi

116
『お金の巡る広い世界の一員と思えること(「僕たち」が広いこと)で孤独ではなくなる。お金の奴隷になっている人は「僕たち」が狭い。』『働く女性と言うと家庭の外でお金を稼ぐ女性と思われているがこの考えは狭い。家庭内の女性も世の中のために活動しているのだから働く女性なのだ。』『世界は贈与で成り立っている、お金自体に価値はない』(いずれもニュアンス)小説としてはシンプルで予測可能だったが、そのメッセージは、労働や税やお金の使い方について視野を広げてくれた。難しい話を簡単に書くのが一番難しい。よく出来た本だった。2024/10/26

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