ポプラ物語館<br> おれは女の子だ

個数:1
紙書籍版価格
¥1,430
  • 電子書籍
  • Reader

ポプラ物語館
おれは女の子だ

  • ISBN:9784591170229

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

絵がとくいなすばるの、いちばん好きな色はピンク。それを、クラスメートの鈴木に「女の子みたいだ」と言われて、カッとなったすばるは、思わず「おれは女の子だ」と宣言します。そこから、クラスのみんなや先生、家族をもまきこんで、どんどんおかしな方向に転がっていき……。 友だちとぶつかり合いながら、相手の気持ちを「想像する」ことの大切さに気づいていく男の子のドタバタ成長物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

77
児童書。小学生男子の不可解な思考と行動がそのままお話になったよう。豊田すばるは小学3年生、絵を描くことが大好きで好きな色はピンク▽空をピンクに塗ったら、鈴木が「ピンクは女の子だ」というので「おれは女の子だ」と宣言する。鈴木がしつこくからんでくるので色々あって、川崎さんを泣かせてしまった。すばるはお姉ちゃんズにしかられて、次の日スカートで登校するよう命令された。教室は大混乱▽お姉ちゃんズの名前が、あすか、カレン、いすずとくれば車の名前かーいと笑。わちゃわちゃだけど面白かったです。2021年発行。2025/02/28

こふみ

24
ピンクが好きな男の子がお姉さんのピンクのシャツを着て登校することになり、更にはスカートまで…。嫌な思いもしますが色々考える機会にもなり、小学3年生の成長のお話。2024/10/01

そうさん

4
9歳。一人読み。2023/07/27

agtk

3
女の子の立場に立って女の子の気持ちを知ることになる男の子の話。もう少し突っ込んだ話になるとよかったのだが……。入門編としてはいいのかな。2022/10/04

gero

2
クソガキの思考を生き生きとなぞっているのは美点だとは思います。でももう令和…。悪口は嫌い(本当は大好き)ですがあの輝かしい2010年代を経たとは思えないジェンダー観にひやっとします。女の子はバカな事をしない/スカートめくりするのは男の子だけ/男の子は意地悪/女の子は優しい/男の子は考えるのが苦手、みたいなステレオタイプにここまで無批判な児童書が2021年に出てるとは。しかもあとがきで決めつけはよくないといいながら。もちろん主人公と作者の思想は違うのでしょうがジェンダー強化に無自覚すぎて危なっかしいです。2025/03/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17922753
  • ご注意事項

最近チェックした商品