時代小説文庫<br> 贋富くじと若さま 煮売屋なびきの謎解き仕度

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時代小説文庫
贋富くじと若さま 煮売屋なびきの謎解き仕度

  • ISBN:9784758445573

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内容説明

幼い頃の火事で親兄弟と生き別れになった少女・なびきは、養父の久蔵の元で煮売屋を営んでいる。富士参りから久蔵が帰ってきて、落ち着きを取り戻したと思ったのも束の間、ツケをため過ぎて蓄電したはずの、店の常連客の荒太が江戸に舞い戻ったことで、思わぬ問題が巻き起こる。目黒不動の富くじを当てたという荒太の振る舞いで、浮足立つ常連客たち。同心の小者の大寅にも目をつけられた上に、不審な男の影が店の周囲に現れる。威勢の良さと持ち前の推理力で、難事を鮮やかに解決する江戸前コージーミステリー、第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

63
かき揚げテロー!天ぷらテロー!前巻の騒動も一段落。そこの失敗も踏まえて評判の良かった天ぷら再開したもののツケ常連帰還とともに現れるわの大騒動。2作目で慣れて来たのかキャラクターも食べ物の魅力もだが(お腹空く)連作短編集感も高く、ずっしりと読める1冊。個人的に2話が話も料理も良かったかな(丁度かき揚げ食べたいなーと思ってた時に読んだからきつい。頭が今もかき揚げ!)。まあ、おしずさんに幸あれ。2023/06/20

ごへいもち

11
この文章、読み辛くなってきたのでもういいかな2023/11/27

ときわ

10
なびきちゃん一人で分かっちゃってなんとなくそつなく事を収めるんだけど、読者の私にもよく分からないままになってる部分が・・・・。もやもやするけどそれで良いのかな~。なびきが親とはぐれてしまう事になった大火。あれで人生が変わってしまった人たちが何人も出てくる。あの火事を共通項とした物語を書きたいのかな。それとも私の考えすぎ?2023/12/06

うさぎや

6
待ってましたの2巻。意外とちょろいぞおしず(笑)。2023/04/19

毎日が日曜日

5
★★★2023/05/21

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