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内容説明
アラタと真珠、2人の逃避行が向かう先は!
「2人で消えてなくなろう」
妻・真珠に一瞬でも自由を感じさせるべく、車で死を覚悟したドライブを続けるアラタ。そして2人は、アラタの母である綾子と対面する!
殺人鬼である義理の娘に対して、綾子が放つ言葉とは!? そして真珠が語る事件のさらなる内幕とは…
決死のドライブは、衝撃の結末へとスピードを上げる!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
51
夏目アラタ・・・が望んだ結婚。ふたりの逃避行は終焉を迎えた。残り一冊、物語は終わっていない。離婚は成立し、真珠の過去も大方語られたけれど、ふたりの物語はまだ終わっていない。裁判長にだけ語られるアラタの心情。身近過ぎる人たちには話せないこともあるよね、でもアラタはまだ、自分の心の奥底に向かい合えていない気がするよ。計略から同情へ、そして。始まりや過程ではなく、辿り着いた先にあったもの。言葉にすると陳腐だけれど、夏目アラタの物語の結末は、まだ。映像化も気になるなぁ。誰だろ?2023/10/01
空のかなた
17
次刊完結にむけ、どんどん加速していく。アラタの母親綾子と真珠の二人の会話の駆け引きと、綾子さんが真珠さえ気が付いていないような本性を一瞬で見抜くあたりの年の功と凄み。そしてある意味、真珠に見捨てられたアラタが、あのときの裁判長と病院のベランダでただただ真珠のことを語り合うシーンも、二人がどれだけ真珠に向き合い理解したいと切望していたのかが伝わる名場面。真珠は愛することも愛されることも、それに必要なレセプターが壊れていると表現されているが幼少期は母に確かに愛されていた。そんな真珠が唯一愛した相手が…。2023/11/21
ともかず
15
死にたいみたいな、破滅願望がある人と付き合った人にはこの漫画は刺さると思う2024/02/03
パンダプー
14
次巻で終わり。よくこんなストーリー考えつけるなあ。2023/09/30
ネロ
8
束の間の逃避行の末に二人が選んだ道は……アクセル全開だーっ!こんな極限だからこそ見えてくる互いの胸の裡とは逆に、ますますわからなくなるのは自身の心か。次巻で最終巻なのに、二人共まだまだ見せてないところがありそうで…私も真珠をもう見放すことができません!裁判長とアラタの対話もよかったな。裁判長の家庭の事情もまたちゃんとかいてほしいですね。さぁ、結末に向けてまだまだスピードが上がりそうです!2023/12/04