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内容説明
真珠とアラタの逃避行。たどり着く先は!?
一瞬の隙をつき、裁判所から逃走した真珠とアラタ!
大ボリューム256Pで贈る、緊迫の最新集!!
アクリル板越しの結婚関係を超え、ついにふたりきりで外の世界へ飛び出した夫婦。
検察の手に追われる中、アラタは真珠が外へ出た本当の目的を探ろうとするが、その先には誰も想像できない「ある人物」の影が...!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
47
次なる焦点は父親か。アラタと真珠の気持ちの有り様は本物なのだろうけれど、真珠は隠している(あるいは自身気づいていないのか?)気持ちが多すぎて、むしろアラタに追確認して欲しくて誘導しているようにも見える。それをアラタが理性面と感情面で突き詰めようとしているから、尚更ややこしい。そんな二律背反する人間臭さがアラタの魅力なわけだが。真珠の父親は確定のようだが、まさかね・・・あの人とは。彼もまた、善良なだけの男ではなかった。むしろ、身近に感じなくもない。2023/01/14
空のかなた
22
真珠が何に執着しているのか、真相に迫る刊。まっすぐなアラタは、包丁をもった真珠に殺されていてもおかしくないのに全く気が付かない。真珠の「生きたい」と「死にたい」は本当にどこかで繋がっているのだろうか?違う気がする。母親の環が、自分の人生を書き換えるためだけに産んだのが自分(真珠)だと確信しているよう。その根幹となった「父親」を探し出して、自分を消し去ってしまいたいという衝動こそが、全ての殺人を引き起こしてしまった…大きく物語が進みすぎて、この先どうなってしまうのか、足元が揺らぐ。2023/01/11
つばめ
13
まさかの展開でわっとなった。違和感のあった行動の原因もじわじわとわかってきて。 次も絶対読む 2023/01/08
毎日が日曜日
12
★★★ ギリギリ土壇場の本音。2023/10/02
マサキチ黒
12
乃木坂氏の描く酩酊感のある美少女は、なるほど殺人鬼にふさわしい。品川ピエロに振り回される主人公に読者は共感よりも嫉妬を覚えるのだろう。サイコパスに選ばれる幸せも幸福の一つの理想か。かかわった者、全滅もアリか?2023/02/03