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内容説明
八雲くんといっしょに、
小説『アリエスの君へ』を書きあげた、一葉。
親友になった漱が、イラストをつけてくれて。
編集者の八雲くんが、ページを作ってくれて。
「これは、みんなで作った作品だ」って、思ったんだ…。
『アリエス』がのった部誌をもって、
文芸部の先輩たちといっしょに参加した
「文芸バザー」っていうイベント。
そこには「書く」こと「読む」ことが大好きな
いろんな人たちが集まっていたんだ!
手に取ってくれた人から
「きみの小説、よかったよ」と言ってもらって。
「本って、人に読んでもらってはじめて完成するんだ…!」
と感じた一葉。
これからも書きたい…!
と強く願っているのに、じつは一葉は
あのあと、一行も新作が書けていなくて…!?
スランプになんて、負けられない。
ハッピーエンドは自分の手で。きっと心は届くから。【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書太郎
0
1巻からだいぶトーンダウンしたように感じた。前巻で文芸バザーに参加することが予告されていて楽しみだったんだけど、参加するまでになんのハードルもなくただ参加して終わりといった感じで寂しかったよ。そこに出てきたキャラクターも今巻では特に活躍もしないし、特に肖像権のくだりは何のためにあったのか分からなかったな。◆色々できそうな話だったけど、終わり方やあとがきからこの作品はもう完結した感じがするんだよなぁ。なんだか悲しい気分だ。2024/02/03
HASE, Moto
0
訳あって「本なんか大きらい」だった一葉が中学校の文芸部に入り、本作りの仲間と出会って変わっていく。力を合わせて書き上げた初めての小説をきっかけに、本そのものも物語を書くことも大好きだと気づき、全力で楽しむようになる。 本好きが集まる文芸バザーでの場面を始め、各所に「物書きあるある」が散りばめられているのが楽しい! 新しい作品を書き始めるまでの「どうすればいいんだろう?」という一葉の悩みと、それをすぐそばで見守ってくれる仲間の存在の心強さが熱かったです。2023/12/02