目次
第1章 自分には価値がないと思っている子ども(自分に価値がないと感じるとき、人生の魅力は失われ、とてもみじめな結果に終わる;自尊心が非常に低い四~十歳の子どもが、遊戯療法中に話した言葉 ほか)
第2章 自分には価値がないと思っている子どもの感情を理解する(幼い頃の愛情深い人間的な結びつきが、自尊心の核となる;自尊心と人生に対する愛情の確立における、深い結びつきの力について―精神療法における名言 ほか)
第3章 自分に価値がないと考える子どもへの言葉のかけ方と接し方(自分には価値がないと考える子どもに送りたい大切なメッセージ;自分が大きな罪を犯したのか、それとも誰にでもあることなのか―自分を恥じている子どもに、自分が傷ついていることに気づくようにかける言葉 ほか)
第4章 自尊心が低いことについて、子どもに語らせ、処理させるための実践的方法(自分が好きになれないとき;大人たちに、自分が悪いと感じさせられるとき ほか)
第5章 自尊心の低い子どものためのカウンセリングと心理療法(つらく恐ろしい家庭環境に戻らなければならない子どもにカウンセリングや心理療法を受けさせる意味とは何か;心理療法で、子どもは不死鳥のごとく蘇生する ほか)
著者等紹介
サンダーランド,マーゴット[サンダーランド,マーゴット][Sunderland,Margot]
児童治療カウンセラー、スーパーバイザー、トレーナー、心理療法家。英国心理治療カウンセラー協会(UKAPC:UKEAPCの前身)で児童・青少年部門の委員長を、またIATE(統合児童心理療法および芸術心理療法の修士課程を有す高等教育大学として認可のある、治療や教育のための芸術学校)の学校長を務める。現在は、ロンドンの子どものメンタルヘルスセンター(CCMH)代表。困っている子どもを助けるプロジェクト“Helping where it Hurts”を提唱したことでも知られる
アームストロング,ニッキー[アームストロング,ニッキー][Armstrong,Nicky]
スレード美術大学修士号取得。バーミンガム大学時代は舞台美術などを専攻。現在、ロンドンのハムステッド装飾美術学校にてトロンプ・ルイユ(だまし絵)などを教える。壁画に絵画、イラストレーションとその作品の幅は広く、国内外で数多くの仕事を手がける
関口進一郎[セキグチシンイチロウ]
1971年生まれ。1995年慶應義塾大学医学部卒業。現在、慶應義塾大学助教(医学部小児科学)。専門は総合小児医療、医学教育
菊池由美[キクチユミ]
1985年京都大学文学部卒業。現在、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。