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内容説明
有名な小説家だったお父さんが亡くなった一葉は、一人ぼっち。
わたしの大切なものは、いつも「本」に奪われてしまう。
だから、もう目にしたくもないよ…
って、思ってたのに。
入学した、いつき中の文芸部で
「小説の編集者になるのが夢なんだ!」ってキラキラした目で語る八雲くんや、
「文芸部で、さし絵を描きたいの!」と言う漱さんなど、
「本が大好き」なメンバーに出会って。
なんと、自分も小説を書くことに!?
「書こうよ、一葉さん。俺が、最後の一行まで、そばにいるから――」
『一年間だけ。』シリーズの作者・安芸咲良さんの新作は、
「自分にしかできないこと、してみたい!」って思う、あなたといっしょに歩きだします。
いつかハッピーエンドにたどり着く、そのきっかけは目の前に!【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
色素薄い系
3
児童書作家のお父さんは多分悲しさを紛らわす為に書いてたんじゃないかなぁと思うけど、娘を蔑ろにしていた理由がしのうち明かされるのかな?みんなで何かを作るのは楽しい、という創作の楽しみを題材にした物のようなのでこれからどう展開していくのか楽しみです。2023/06/11
HASE, Moto
1
有名な児童書作家の父も、空想の物語を聞いてくれた母も亡くなった。叔父と暮らすことになった一葉は、つらい思い出と結びついた「本というもの」を嫌っていた。 でも中学で文芸部の仲間と出会って物語が動きだす! 受け取ってくれる人がいるからこそ、物語を作ることが楽しい。その気持ちに共感したし、3人で力を合わせて作品を仕上げていく勢いの良さにワクワクした! トキワ荘を思わせる文芸部の様子、熱くてとても素敵です。『一年間だけ。』とはまた違うテイストの面白さで、この先の“承転結”が楽しみ!2023/05/06
yosi
0
とてもシンプルにまとまっていて、キャラクターも分かりやすく読みやすいお話だった。それぞれの思惑もわざとらしい感じがないし、すんなり物語に入っていけたな。あんまり恋愛モードに突入するならしんどいけど、今の所部活に一生懸命でほほえましい。次巻は文芸バザーって即売会みたいなものも描くんだね。かなりしっかりした部活モノになりそうだ。2023/12/06