光文社文庫<br> 麻と鶴次郎~新川河岸ほろ酔いごよみ~

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光文社文庫
麻と鶴次郎~新川河岸ほろ酔いごよみ~

  • 著者名:五十嵐佳子【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2023/09発売)
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  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334100322

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内容説明

酒問屋「千石屋」の一人娘・麻は、その背の高さときっぷのよさで、界隈では有名人。気のいい亭主の婿養子・鶴次郎とともに、客筋からもご近所からも、なにかと頼られる存在だ。今日も、ちょっとした困りごとが持ち込まれ、解決に奔走するのだが――。市井のさまざまな人間模様を鮮やかに活写する時代連作集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

54
新シリーズ。新川河岸の酒問屋・千石屋の跡取り娘・麻と伊丹の酒問屋の次男坊・鶴次郎は蚤の夫婦と言われたりもしたが仲良し夫婦。時代設定が幕末なので横浜にも販路を広げるなどの工夫もあって今後の展開が楽しみ。2023/11/03

onasu

12
江戸・新川河岸には下り酒の問屋が軒を連ねていたが、その内の一軒「千石屋」の一人娘・麻は大女で酒に強いが、伊丹の酒問屋の次男・下戸だが商売上手な鶴次郎を婿に迎えて15年。  新酒が届いた折の挨拶回りには麻が出向くなど分担している一方、二人して見て見ぬふりはできないためか、相談ごとを持ち込まれるというか、自ら首を突っ込むことも。  二人の役どころは、タイプの異なる探偵とでもいったところで、麻は直感的で、鶴次郎は論理的とでも。そして、種明かしはあくまで相談ごとということで、あっけないのもあるが、それもまた好し。2023/11/10

ごへいもち

7
ギリギリかな2024/01/19

りょう

2
江戸の酒屋さん、背がちょっと高すぎる飲んべえの麻さんと、その麻さんにベタ惚れの下戸の鶴次郎さん夫妻を主人公に、お菊さんやら、政吉さんやら、キャラのいい人たちのちょっとしたあれこれ。シリーズになるといいなあ。2023/11/30

シトラス

1
15年も一緒にいたら色々なことがあって仲良くばかりはできないかもと思うのに、麻と鶴次郎の夫婦仲は人も羨むほどでお互いを思い遣って、助け合っている様がとっても素敵。 一人息子の名前だけは出てきたけど、まだ人となりはわからないから早く次の話が読みたい、 2023/11/18

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