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内容説明
【最強王妃の筋肉譚、ついに完結!】
ついにすべての元凶である最悪の敵・ロベスピエールと対峙するマリー。ロベスピエールは、己の部下さえも恐怖で操る独裁者だった。「目指すは筋肉のように丹念に丁寧に、隣人を鼓舞して称え合い、笑い合う国だ。」マリーは残虐な独裁者との闘いの中で、国の在り方、筋肉の在り方を問い、真のフランスを奪い返すべく、立ち向かう!!最強王妃・マリー・アントワネットの筋肉譚、ついに完結!今叫べ!苦難を乗り越える「力ある言葉(パワーワード)」を!―――さらに西山暁之亮先生著の書き下ろしSS「ヴェルサイユ宮殿を脱出せよ!」を特別収録!筋肉万歳(ヴィヴ・ラ・フランス)!
(C)Akinosuke Nishiyama/SB Creative Corp.Original Character Designs:(C)Misei Ito/SB Creative Corp. (C)2023 Shima
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
blackstone
30
コミカライズ最終巻。原作小説は、その後も続くが、むしろキリの良いここで終わって大正解だと思う。デュ・バリー夫人との激闘で満身創痍の中、ラスボス戦へ突入。特撮ヒーロー物にありがちな力尽きて変身解除からの~的な展開。w そして対決シーンはさながら幽助vs戸愚呂弟戦!w ラスボスの手下に思いっきりぶっ飛ばされた華奢なサンソンが心配になるも、ポセイドン編のキキのように…。w 全体的にムキムキな割に汗くさく無い絵が良かった!対決シーンよりも、ボディビル大会の掛け声のような台詞と無茶なルビを楽しむ作品だと思います。2023/10/22
びぜんや
3
共和筋肉とは何ぞや。などという疑問を軽く吹き飛ばすパワーワードの数々。「背中にヴェルサイユ宮殿」「筋肉に抱かれて眠りなさい」日本語が完全に筋肉革命を起こしちゃってます。四面楚歌に陥り、味方は倒れ自らも力を失った窮地からの大逆転が少年マンガらしいカタルシスなら、それを筋肉のひとことで押し通して見せるのがこのマンガのカタルシス。すべてをチカラワザで押し通す気っ風のいい作り話を、アタマを空っぽにして楽しむ快感がたまりません。★★★☆☆2023/10/11