講談社+α新書<br> モーツァルトが求め続けた「脳内物質」

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講談社+α新書
モーツァルトが求め続けた「脳内物質」

  • 著者名:須藤伝悦【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 講談社(2023/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062724890

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内容説明

永遠の謎だった「モーツァルトの奇跡」、その鍵は「ドーパミン」にあった!――快感物質と音楽が生みだす摩訶不思議。名曲は体を癒す! 初めて明らかになった「奇跡の効能」とは。

●モーツァルトの曲によって、ラット(大黒ネズミ)の脳内でドーパミンの合成を調節する化学反応が活発になることを発見しました。さらに、音楽によるドーパミンの合成の亢進には、高周波数の音域が重要であることがわかりました。楽譜の中に脳を活性化させる暗号が隠されており、音に変換された時に刺激信号となり、ラットの行動さえも変えたのです。「モーツァルトの曲が脳内のドーパミンを増加させる」、これは、モーツァルトの曲が、ドーパミンの減少に伴って起こる疾病の患者の症状を和らげることを暗示しています。この研究結果を発表すると、各国の研究者、医師、医療関係者、そして患者の家族から、音楽鑑賞で病気の症状が改善したとの多くの反応が寄せられました。

●楽譜に隠された暗号
●なぜ年齢で作風が異なるのか
●爽快感を生みだす物質
●音楽で癒されるメカニズム
●チャイコフスキーの鬱
●快感物質ドーパミンの秘密
●免疫力を高める音
●音楽と漢方の共通思想
●子宮内で聞こえる音
●音楽が病気を癒す

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sachi

8
ドーパミンとカルシウムの密接な関係とか知らなかったです。科学と芸術というところで著者と岡本太郎さんとのエピソードも良かったです。2015/12/09

キムチ

6
クラシック狂ではないが、かなりモーツァルト好きなので手に取る。関連本は読んでいるので目新しいモノは無く、追認と云った感じ。最後の方で「彼は発達障害のような・・」といったニュアンスで終わっている。 時が200年も流れると、いくら変人奇人でも功績に磨きがかかり評価の淘汰もくぐり、大半の行状は美化されていくのは当然。彼も義経も今ではすっかり「美男子」に挙げ奉られている。大半の事象が管理化された今日とは違って彼が喜びもストレスも苦しみも自然のインスピレーションに従って「音を生み出して」いったのだなぁ~と納得2013/02/08

のあ

1
音楽でカルシウムが増加⁉︎ びっくり。 モーツァルトを聴いて勉強したら、いい感じだったな〜2014/07/11

hicky

1
音楽と主に脳内物質であるドーパミンとの関係について科学的に説明されている。実際に研究者の著作であるので納得しました。なかなか有益な情報が得られたので読む価値のある本だと思います2011/09/11

空崎紅茶美術館

0
★★★☆☆2010/06/19

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