内容説明
心がふっと軽くなる! 何気ない日々の生活を面白くする知恵とコツがつまったエッセイ集
オレンジページnetの大人気連載をまとめた「山本さんの愉快な家事手帖」シリーズに電子版が登場しました。
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もくじ
【「住」のこと】
掃除当番表/飾り置き/雑巾の居所/片づけはなんのために?/くるくる蒲団/大掃除はしない/「夏休み自由研究」―酢と重曹/シールの国!
【「衣」のこと】
糸と針と親しいわけ/ボタン、大好き/衣の「共有」/名前つけ/点数かせぎ/そろそろ片をつけておくれよう……/ボロ布、タオル、スタンバイ!
【「モノ」のこと】
なつかしの筆箱/モノには、定位置を/小さな模様がえ/モノとの縁/買いものかご
【「時間」のこと】
気分は「皿まわし」/午前四時のやかん磨き/その日のさいごの台所仕事/持ち歩いているものは?/遊んでは、働き、働いては、遊ぶ/絵はがき/拠所
【「食」のこと】
ときどき変化させる/冷蔵庫の垂れ幕/「細部」の改善/けんちゃん/煮干しをびんにつめながら/皮むきの練習/刻みに刻む/水筒たちの手入れ/ホシタガリ
※定価、ページ表記は紙版のものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん👶柳緑花紅
98
ああ!私は掃除派でも片付け派でもないなぁ?強いて言えば怠け派。。でも私も「こぎれい、こざっぱり」をめあてにしよう♪家とも、モノとも、人とも、べたべたせずに「親しき仲にも礼儀あり」と。山本ふみこさんの家のなかで底知れない面白味を見いだす力は人生の面白味を見いだす力となるようでただただ凄いなぁと感心しきりで読んだ。(煮干しを瓶に詰めながら)(皮むきの練習)が誠実なお子さんとの距離感を感じて素敵なお母さんの姿も見えた。見習いたいことてんこ盛り。2016/04/13
ichi
24
【図書館本】大ファンの山本さんのエッセイ。おっちょこちょいの山本さん、完璧主じゃない所がまたいいです。家族を想い、距離を取りながら見守る姿勢。物をすぐ捨てず大事にする姿勢、動線を考え、ゴミ箱に雑巾掛けを付けたのはいいアイデア!2015/11/15
FOTD
23
主婦業エッセイとでも言うジャンルなのだろうか。丁寧に暮らしてらっしゃる様子が心を打つ。やかんを磨きたくなった。蚊取り線香皿を手作りした著者、かわいらしいと思った。身の回りの道具を見る目線に共感する。鍋の話、買い物籠の話、など良いじゃないかと思った。見習いたいことがいっぱいあった。2022/12/07
まなあん
23
とっても気持ちが落ち着く本でした。家事って自分と家族がほんわか幸せになれるお仕事と思えてきます。できる事から、自分の動きやすいように家の中を整理していく姿勢がステキ。特に「名前つけ」のページではハッと気づかされました。持ち物にネームタグをつける時、物に命を吹き込むように、お守りのように無事を祈ってつける。こんな気持ちがあるのだなぁと感心してしまいました。山本ふみこさんの本、続けて読んでみます。2013/10/17
Megumi Ichikawa
20
「こぎれい、こざっぱり」がわたしのめあて。家とも。モノとも。ひととも。仕事とも。家の中の底知れぬ面白みが、分かる本。P169「刻みに刻む」P174「ホシタガリ」など、共感すること多し。2015/11/06