内容説明
強い自意識を抱え続けてきた十三歳の少女・手袋鵬喜。
魔法少女製造課課長・酸ヶ湯原作に才能を見出され、
変人揃いのチーム『サマー』に配属されることに。
しかし、四国全住民失踪事件の捜査に訪れた英雄・空々空により、
彼女の世界と自己愛は、粉々に破壊されてしまう。
特別な自分に返り咲くために必要なのは、究極魔法――!?
一方、地球撲滅軍の才女・氷上竝生と最凶科学者・左右左危は
暴走した最終兵器『悲恋』を追って四国を目指す。
魔法と科学、相反する力の一騎打ちが始まる！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
9
今作は主人公の出番はほぼなく、左博士・氷上目線での進行。氷上さんのキャラが結構好きになった。2023/08/13
にぃと
5
講談社ノベルス版登録済。 表紙はたぶん氷上さん。この巻だと氷上さんか左博士か手袋ちゃんだろうし、その中でとなればやっぱり彼女だろう。一番読者視点に近い気もするし唯一の戦力としての活躍もあるし、それ以上に実際見たかったし。確かにちょっとミニ丈だけど、作中で散々言われてるほど痛くて悍ましいものではなくて可愛いと思う。伝説シリーズも折り返し、次巻で四国編もクライマックスだし、これからは誰が表紙になるのかと思うと楽しみだし、そっちも期待したい。2023/08/12
あゆぼん
0
#190 伝説シリーズ5冊目。ずっと後回しにされてきた氷上と左博士のパートがようやく描かれる。かなり中弛みしてきた四国編だが、今作は比較的楽しく読み進めることができた。次作「悲録伝」にて四国編ようやく完結。伝説シリーズ全体でいうとようやく折り返しか。長すぎる。2024/02/18
