内容説明
「本能寺の変」後、家康と秀吉との溝はさらに深まり、決戦の時を迎える
松本潤主演で大注目の大河ドラマ「どうする家康」。脚本を基にストーリーやセリフを小説化したノベライズ第3弾。愛する瀬名と信康を失った家康と信長の溝はさらに深まり、ついには打倒信長を決意する。しかし直前に明智光秀に先を越され「本能寺の変」が起こる。光秀の家康包囲網が迫る中、家臣団とともに決死の伊賀越えで生還を果たす。さらに信長没後の後継者争いで対立が深まり家康と秀吉の決戦「小牧長久手の戦い」の火ぶたが切られた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
19
【小林書店】【速読】:色々と歴史の流れに身をゆだねる事が出来て面白い大衆娯楽小説の作品だ。対人関係の確執や政権覇権争いの駆け引きが面白かった。ゲームを遊ぶのと同じくらい読書も楽しい。そう思った一冊でした。2023/08/25
まえぞう
18
大河ドラマノベライズの3冊目はテレビより少し遅れて、本能寺の変放映後になりました。変の後この巻では秀吉とのやり取りが続きます。石川数正の出奔は、ある意味で瀬名と信康の扱いと同じで、そんな話ではないだろうと思わせますが、日曜8時のNHKということですかね。2023/07/28
りんご
6
これからTVで放映される小牧・長久手の合戦。いつも言われてるように通説とはいろいろ異なる点もあり。それはそれで良いでしょう2023/08/16
coldsurgeon
5
現行大河ドラマのノベライズ第3巻。築山殿そして松平信康の死から始まり、小田原攻めの少し前の時期にいたる物語である。展開は早いが、家康の家臣団のつながりの強さというか良き連係プレイい、ひかれる。そこに戦国時代の最終勝者の要因がある気がする。そして「人を知るには、下から見上げるべし」とは含蓄のある言葉を知った。心に刻んでおこう。2023/07/27
冬至楼均
3
妻を失って変貌する家康。信長を討とうとするのは驚いたけれど、結果として史実通り。光秀を見てがっかりしている信長が。2023/12/16