内容説明
松本潤主演「どうする家康」完全小説化第2弾。武田軍との三方ヶ原決戦は如何に。
松本潤主演で大注目の大河ドラマ「どうする家康」。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の活躍を新たな視点で描く。希代のストーリーテラー・古沢良太の脚本を基に、ストーリーやセリフを小説として楽しめるようにしたノベライズ。第二巻では弱小国の主(あるじ)として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する、乱世に飛び込んだ家康の姿を描く。
物語
朝倉義景を討つべく北上した織田・徳川軍だったが、浅井長政の裏切りにより窮地に立たされる。殿(しんがり)を買って出た木下藤吉郎とともに撤退戦を戦い窮地から生還した家康。続く姉川の戦いでは、家康が先陣を切って浅井・朝倉軍を撃破する。武田信玄が三河に、さらに遠江に侵攻してくる。次々と城を落としつつ迫る武田軍。家康軍は三方ヶ原に引き出され決戦の時を迎える。圧倒的な武田勢の猛攻に散り散りとなる徳川兵、家康たちの命運は如何に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すだち
38
ドラマも中盤。血気盛んで腹に一物抱える人が多く、人間関係の把握に苦戦している。ノベライズ本を読んでどうにか。印象的なのは忠実すぎる家臣、夏目広次(吉信)のシーン。覚えられない名前の伏線がまさかこんなふうに回収。家康の側室が着々と増えている。瀬名が動き始めた。「戦のない世の中へ」。そうはいかぬが悲しいところ。2023/06/26
だまし売りNo
34
徳川家康が夏目広次の名前を覚えられないことには重い過去がありました。家康が織田家の人質となったことは織田信長と面識を得ることになったとプラス要素で語られます。しかし、それは後知恵に過ぎません。当時は誘拐であり、家康にとってトラウマになったでしょう。織田家の人質時代を思い出すだけで吐き気を覚えるほどだったでしょう。それに関連する記憶を思い出せなくても無理はありません。 2023/06/04
まえぞう
19
今回は三方ケ原と長篠での武田親子との戦いがメインです。テレビの台本のノベライズなので仕方がないのてすが、放送三回程度のひとかたまりと、間をつなぐ一話という形で進むので、長編小説としての面白さには欠けるようです。2023/03/30
ドットジェピー
6
ドラマ見てます2023/04/13
和希
5
織田信長が強すぎて負ける気がしない。武田勝頼のポテンシャルよ。こちらも負ける気がしなかったが最後…? 築山殿、唐人医師は、そういう設定か!と面白い。ファンタジーとして読むにはなかなか面白いかな。2023/06/24