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内容説明
日の本一の絵師を目指し柴又村より江戸にやってきた松田。許せぬ悪に闇の仕置を下す絵草紙問屋の鷹屋重三郎、絵師の雪士たちと意気投合し、ともに外道を始末することに。まだまだ絵だけでは食べていけない松田は、口入れ屋を通じて材木商・木曽屋で働いていた。松田の豪力ぶりを見た火盗改メの冴島法厳は、外道同心を殺し丸太で行く手を塞いで逃げた犯人として怪しんでいた。一方、江戸では火事が頻発しており……。松田が大活躍する『木曽屋炎上篇』をまるごと収録した待望の最新刊！
目次
黒ノ十六 江戸の華
黒ノ十七 魔性の娘
黒ノ十八 下賤の口技
黒ノ十九 巨大纏 対 火炎竜
黒ノ二十 黒き天道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jojoemon
5
やっぱり松田がどんどん主人公になっていくのは止められないのか…もちろん魅力的なキャラであることは間違い無いのだが、正直お腹いっぱいでもう食べられません。今後のエピソードがどう進んでいくのか期待して待ってます。2023/08/01
KDS
3
「火事と喧嘩は江戸の華」その言葉通り、江戸での火災事件を取り上げた「木曽屋炎上篇」。前巻で受けた拷問の傷が完全には癒えていない雪士はほとんど脇役にまわり、今回は一冊まるごと松田の独壇場！よっぽど作者は松田というキャラクターが好きなんだろうな…。2023/07/29
隆二
1
松田大活躍の巻。作者が政治の話を絡めるとつまらなくなるので、薄めでお願いしたいのだが…2023/08/08
