内容説明
呪いの曲『ロキ』のPVの世界に迷い込んだバンド少年、小鳥遊六樹とクラスメイトたち。悪意の白雪舞輪によって、七名それぞれが抱える「秘密」を人質に取られ、互いに争うよう仕向けられてしまう……! 第一のゲームを終えた六樹たちが次に挑むのは『ハロウィンバレット』。体のどこかに隠されたターゲットマークを撃ち合い、撃たれた者は自らの秘密を明かさなければならない。友人に銃を向けるのか、一同は選択を迫られる。そして、徐々に明らかになるPVの世界の真実。果たして六樹たちは、この世界から無事に脱出できるのか――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白雪ちょこ
13
今回も面白かった。 ハロウィンの時期にぴったりなイベントとなっており、前回からの引き続きだが、六樹の かっこよさがわかると思う。 最後の、マロンちゃんとの音ゲーのシーンはとても良かった。 結構ハーレム状態になっているところは、笑ってしまったが(笑) 他にも、それぞれのキャラクター達の重い過去なども繰り広げられており、無事ゲームをクリアし、解決したはいいものの…といった感じ。 エピローグに出てきた少女は、一体何者なのか。 そしてまた、六樹達は呪いのゲームに参加させられてしまうのか。完結まで見届けたい。2023/10/25
きたさん
10
2巻から続けてのデスゲーム。ラストのゲームが特に曲としっかりリンクしている感じがして好き。ちょっとお行儀が良すぎる気もしないでもないけれど、綺麗にまとまっていたように思います。2024/01/31
水無月冬弥
5
互いが互いを憎しみ合うデスゲームになると思ったら、友情物になった3巻でした。友情っていいなあ。いろいろ自分たちの隠していたことを曝け出すことになったのですが、雨降って地が固まる展開になっていますね。しかし、六樹、姉妹だけではなくハーレム増えてません?(笑)2023/09/15