ハルキ文庫<br> 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは美味しく食べる

個数:1
紙書籍版価格
¥726
  • 電子書籍
  • Reader

ハルキ文庫
名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは美味しく食べる

  • ISBN:9784758442299

ファイル: /

内容説明

東京生まれの名古屋大医学生、鏡味龍が名古屋に暮らして一年半が経った。ある日学食で龍は、ウェブ編集者の平野里央から、「こんなに美味しそうにきしめんを食べるひと、見たことがない」と、「名古屋めし再発見」という連載のモデルに勧誘される。ひつまぶし、おこしもん、生せんべい、インディアンスパゲッティ……名古屋めしと名古屋の魅力が満載の大人気作、待望の第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

211
忘れた頃にシリーズ第2弾!前作の話をほとんど忘れてる(笑)日常ミステリーととるか、名古屋めしの料理小説ととるかはあなた次第の感じの作品。とらえ方によって面白さが人によって違うかもしれませんね。龍(とおる)は、いい子だと思うけど、好みがでるキャラかな。里央は苦手だという人が多いかもね。かなり昔に、名古屋に1ヶ月滞在したことあるけど、かなり街も変わっているんだろうなあ。名古屋めしが食べたいなあと思いました。久しぶりに名古屋に行きたい。温泉好きの自分としては形原温泉にも行ってみたいですね。2019/11/12

旅するランナー

171
名古屋めし再発見シリーズ②。きしめん、雑煮、おこしもん、生せんべい、ひつまぶしに関わるお話。好感を持てる主人公龍くんの優しいキャラと対照的に、心の逆むけに触れられてビビビと反応しがちなウェブ編集者さんが、どうしてもワワワと拒絶したくなります。2025/07/29

fwhd8325

101
シリーズ1作目とは違う展開は新鮮に感じました。そう言えば、最近きしめん食べていないな。子供の頃は、東京にいても乾麺のきしめんが普通に売っていたからよく食べたものです。名古屋は、東京と大阪の間にあって、独特の文化があるんでしょう。生せんべいの話が面白かった。2020/05/26

名古屋ケムンパス

94
前作よりもディープに名古屋めしを扱った続編です。ミステリーというよりも人の心の機微を捉えて、主人公の鏡味龍の人となりを浮かび上がらせるストーリー展開です。「きしめん」、「ひつまぶし」の定番のみならず、食紅に彩られた米粉を練って作り、香ばしく醤油を付けて焼き上げた「おこしもの」を懐かしんでいます。でも、恥ずかしながら「生せんべい」は食したことがありませんでした。大きな発見です。2020/07/25

ひさか

74
Webランティエ2018年3〜11月に連載されたものに加筆修正し、2019年2月ハルキ文庫化。5つの連作短編。シリーズ2作目。前作に続き、名古屋めしネタの面白いコージーミステリー。いずれも、着想が良く、解決も爽やか。2020/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13521208
  • ご注意事項

最近チェックした商品