内容説明
ひょんなことから東城大医学部に通うことになった、生物オタクの中学3年生・曾根崎薫。
仲間たちと洞穴を探検していると見たこともない巨大な「たまご」を発見する。
大事に育てようとする薫たちの前に立ちはだかったのは、動物実験を目論む研究者と日本政府だった。
薫たちは、おとなたちの謀略から大切なモノを守り切れるのか?
<いのち>を巡る大冒険医療小説!
カバー装画・挿画:ヨシタケシンスケ
★豪華電子版特典付き!
「小説 野性時代」連載時扉イラスト
電子版共通あとがき
電子版あとがき『医学のひよこ』
【関連小文】1 「海堂尊×ヨシタケシンスケ 『医学のひよこ』『医学のつばさ』刊行記念対談」
付録1【海堂尊・全著作リスト】
付録2【電子あとがきリスト】
付録3【海堂尊・「桜宮サーガ」作品内年代順】
付録4【「桜宮サーガ」年代順リスト】
付録5【「桜宮サーガ」年表】
付録6【作品相関図】
付録7【桜宮サーガ構造】
付録8【「海堂ラボ」登場人物リスト】
付録9【「関連小文」索引】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naolog
6
不思議に懐かしい気持ちになるこのワールド。東京へ修学旅行する気分ってどんなだろう。新種生物はどうなるのか、続きの巻が気になる。2023/09/07
KEI-ḡ
4
海堂作品は概ね読破している。 桜宮サーガの人物たちが躍動していて嬉しかった。 ジーン・ワルツやマドンナヴェルデ、モルフェウスなど読み返そうと思った 続編、医学のつばさも愉しみです2023/12/10
♡kana*
3
後書きにもじーーん。つばさを読んで、たまごを再読しよーっと。2023/07/30
てぃもん
2
ずいぶん前に読んだ医学のたまごに続編があったなんて。たまたま図書館で見かけ手にしたけれど、前作の細かいところはどうしても忘れてしまっていた。それでも相変わらず無茶苦茶な冒険感が楽しく読んでいてワクワクした。巨大すぎる卵の発見から人間では無い人間のような姿をしたいのちを育てる、あまりにも突飛な話なんだけれど3m近い赤ちゃんを匿える病院ってどんな病院だよなんていうしょうもないツッコミも忘れてしまうくらい面白い。ここからは組織の戦いへ突入するようだけれどどんな結末になるのか想像できないのがまた楽しい。2024/04/07
あきのぶ
2
いや、すごいな。どうやって、オチつけるのかと思ったら、続くかよ?2023/12/21