内容説明
バハムートのキュックたちに加えて、新たにオーガのロックを仲間にしたジェイ。仕事は順風満帆。竜使いの運び屋の名は広く轟き、依頼が次々と舞い込んでくる。希少な鉱山資源の輸送や、アルアの遺跡調査への同行、さらには王女を別国へ送り届ける重要任務まで――高難度の仕事をジェイはあっさり引き受けて、軽々とこなしていく。フェリクの勧めで拠点となる家も建て、暮らしも盤石。相変わらず実力を隠しているせいで有象無象の連中から馬鹿にされる一方、ジェイの素顔を知っているフェリクたち一部の面々は、颯爽と活躍を重ねる彼のことをますます慕って惚れ込んで……!? 最弱無敗で実は最強な召喚士の運び屋ファンタジー第2弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
7
鉱山で主人を待つ忠犬の願いを叶えたり、アルアの研究に付き合ったり。より大きな人から注目されていく中、今日も運び屋として頑張る今巻。―――それぞれの生き方、それぞれの道。 交差してその先、また運ぶ。 これまで以上に活動範囲が広がったりより重要なものを運んだりする中で色々な生き方に触れていく巻であり、のんびりとした面白さがもう一つ大きくなる巻である。また一つ運んで、いい仕事をしたと満足してまた新しいものを運んでいく。少しずつ注目を集めていくジェイは、今度はどんなものを運ぶのか。 次巻も勿論楽しみである。2023/08/15
小娘とドラゴン
1
ひとつのお仕事を短編にした構成になっていて、読みやすいと思いました。お仕事ごとに、舞台やヒロインが変わるので飽きないんです。そして、どのヒロインもとても可愛いのです。その中でもフェリクは頭ひとつ抜けて可愛いのです。冒険業を続けた先に、２人の距離がどう縮まっていくのか、３巻も楽しみです。2023/06/26
