内容説明
名画が生まれた場所へ、パリから列車旅!
フランスコミック旅行記第2弾!
大のモネ好きの著者が、画家ゆかりの地をめぐるコミック旅行記。
生前モネが住んだ家や、手をかけていた庭、作品の画題となった浜辺や風景、花々たち。
パリから列車に乗って、ジヴェルニーやル・アーヴルなど4つの都市や街を旅行。
地方ならではのフランスの雰囲気とモネの作品の背景が楽しめる旅本です。
【目次】
はじめに
今回の旅について
パリ→ル・アーヴルイラストMAP
モネの足跡をたどる旅・1日目 ヴェトゥイユ
モネの足跡をたどる旅・2日目 ジヴェルニー
モネの足跡をたどる旅・3日目 ルーアン
モネの足跡をたどる旅・4日目 ル・アーヴル
旅のおまけ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Eri
9
三泊四日でモネの足跡をたどる旅。 電車でのハプニングだったり、行きたかったところが閉まっていたりもするのだけれど、そういうことを悲痛にならずにサラッと描いていて素敵。 もちろん、モネの旅も素晴らしくて、あの絵に描かれた風景を、今でも見ることができるのが素晴らしいと思う。涙が出てくるのも分かるなあ。2024/04/25
bluelotus
9
★★★★☆ ヴェトゥイユ→ジヴェルニー→ルーアン→ル・アーヴル、そして日帰りでアルジャントゥイユまで!とかなり羨ましく参考になるモネ旅だった!それにしてもあちこちお休みな感じで、日本の便利さが異常なのか?とも(笑)2024/02/03
Hiro
5
文章ではなく漫画なので余計旅の仕方が具体的に分かりやすく説明されていてとても参考になる。実は私もちょうど同じ頃パリからジヴェルニーへ列車とバスを乗り継いでまごつきながら旅行しモネの庭を楽しんだ。帰り道を間違えて危うくバスに乗り遅れそうになったことを懐かしく思い出す。ここに出てくるように列車の指定席は日本と違って向こうでは殆ど尊重されてなくて大抵誰かに占領されているようだ。私もドイツで同じ目にあってどいてくれと言えなかった。同じ車両に指定席とそうでない席が混在しているせいか。いっそ全席指定にしてほしいが。2024/01/21
マッケンジー
3
印象派を代表する画家・モネのゆかりの地をめぐる旅に出掛けた著者のにしうら染さん。旅の模様を描いたコミックエッセイ。モネを主人公にした漫画を発表するほどモネが好きな著者。モネと同じ景色を見ている事に感動して涙するシーンはこちらも胸が熱くなった。そりゃ嬉しかろう。涙が流れる気持ちはよく分かる。2024/01/12