内容説明
事件は解決。だが、親子の不幸が始まった? 脱法ドラッグ、特別養護老人ホームの闇…。生活安全特捜隊の活躍を描く迫真の警察小説! 渋谷のクラブで脱法ドラッグの売人逮捕のための大掛かりな摘発が行われた。指揮を執ったのは生活安全特捜隊の結城公一。ところが、売人に逃げられたばかりか、強引な捜査方法にマスコミも騒ぎ出す始末。上司は一刻も早く逮捕の記者会見を開こうと圧力をかけてくる。そんな中、下北沢で小学生にダンスを教える男が浮上する…(「ヒップ・キング」)。手に汗握る警察小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーさん
18
生活安全特捜隊シリーズの最終作?どうやら三部作みたいです。結城公一警部率いる特捜隊第一班が脱法ドラッグの取り締まりや老人介護施設での虐待事件の捜査に挑みます。別シリーズの柴崎警部とは違い、真っ直ぐで頑固な結城警部のキャラクター好きです。このシリーズって刑事ドラマっぽい作風で事件捜査と捜査員の私生活をバランスよくストーリーに溶け込ませて読みやすい。でも薄っぺらい感じはなく地味な事件に謎解きあり人間のもつ暗い部分を余すことなく描かれてます。シリーズはこれ以降出てないけど次が読みたい❗ 2023/02/06
RS
0
しっかり作られているストーリーではあるが登場人物が多くて一気読みしないと追いつけないところがある。
ニゴカズキ
0
★★★⭐︎ 生特隊シリーズ第3段2022/06/25