内容説明
捜査一課には、絶対に負けない!
“新人研修機関”と揶揄される生安特捜隊が、地道な捜査で人の欲と打算を炙り出す!
横浜税関から国際小包に大麻と覚醒剤が入っているとの情報が、生活安全特捜隊に入った。副隊長の内海は、コントロールド・デリバリーと呼ばれる、泳がせ捜査態勢をとる。
本来は組織犯罪対策部の所管なのだが、班長に就いて二年目の結城公一は、独自捜査を強行する。ところが、組対部にばれ被疑者の引き渡しを迫られると……(「空室の訪問者」)。
組織の壁に挑む迫真の警察小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たーさん
19
集英社文庫でシリーズ一作目の「聖域捜査」以来の生安特捜隊シリーズ。タイトルに捜査って付くと読みたくなる(笑)結城警部率いる結城班に新たに女性刑事の寺町刑事が新規加入。扱う事件が薬物・動物の不法投棄・児童ポルノなど生活安全課が扱う小さな事件から丹念に手がかりを追い意外な真相にたどり着く警察小説の醍醐味を味わえる短編集です。 刑事になりたかったけど真っ直ぐな性格が災いして40過ぎで念願の捜査部門にきた結城警部を初めチームワーク抜群の生安特捜隊。次の「伏流捜査」も読みたいと思います。2023/01/22
杏
3
既読感あっておかしいと思ったら出版社違いの文庫だった!2022/08/11
ナオ
2
「撃てない警官」シリーズがよかったので、購入。生安特捜隊のメンバーがタイトルにもある通り、境界を越えて捜査する感じ。薬物、年金詐欺等、今日的な問題に取り組んでいて読み終わった後も考えさせられるし、現実にはこうやって捜査もされないで埋もれてる事件もあるんだろうなと、暗澹とさせられたりも。 いまいち満足感が無いのは、今の状況が関係してるのかも。コロナで鬱々としてるところに、リアルな作品を噛み締める気力不足なのかなー2022/01/29
れじい
1
結城さんのプライベートが最低限しか出ていなくて、事件解決にこだわる特捜隊の面々が面白かった。 どこでも上司は食えねえなあ。てか。2024/06/28
Masaaki Kawai
1
担当課の境界にあるような事件を解いていく警察モノ。セクションも必要やと想いけど、きれいに分けられるものばかりでもなし、そういうとこを突いた設定にしてくるのが、さすがです。2022/02/23
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