コミックエッセイ<br> 夜逃げ屋日記

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コミックエッセイ
夜逃げ屋日記

  • 著者名:宮野シンイチ【著者】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • KADOKAWA(2023/06発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046826169

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内容説明

夜逃げする人ってどんな人だろうと思ったけど…実はどこにでもいるようなワシらと同じ普通の人なんだ…

夜逃げ屋とは、DVをするパートナーや毒親などから逃げたい人々の引越しを手伝う業者。
外からは普通に見える家庭でも、一歩踏み入れると見えてくる衝撃的な現実を、実際に夜逃げ屋で働く作者がリアルに描くコミックエッセイ。

漫画家を目指すもうまくいかず、何が描きたいのかわからなくなっていた作者、宮野シンイチ。ある日、TVで見かけた夜逃げ屋という仕事と、そこを取り仕切る女社長の漫画を描きたいと思い取材を申し込む。
取材当日、夜逃げの現場についていき、手伝うことになった宮野。壮絶な現場を目の当たりにした後、社長の鶴の一声で夜逃げ屋に就職することに。
夜逃げ屋として働く人の視点から、夜逃げをする人達が抱えている苦しみや葛藤を描く。

Twitterで掲載された話の他に、夜逃げ屋の女社長が経験したエピソードや、本編の裏話を描く夜逃げ屋雑談などの描き下ろしを45ページ以上収録し書籍化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブラフ

14
【図書館】世の中にはこういう仕事を必要としている人たちがいる。家族に暴力を振るわれ、肉体的にも精神的にも服従させられ、逃げようにも自力では逃げられない。そんな人たちの必死の思いを酌んで、その人たちを逃がす。それがその人の命をつなぐことにもなる。原稿を持ち込んでも没ばかり、鳴かず飛ばずの著者がふと見たTV番組から夜逃げ屋を知り、インタビューを申し込むとそのままそこで働くことになり、そこでの実体験を漫画にするという体当たりな作品。今巻はDVばかりだが、夜逃げには他の理由もあるのだろうか。2024/05/02

くまくま

5
社長カッコ良い2023/11/05

かりん

5
5:《リアルな夜逃げ屋潜入マンガ。》Twitterで続きを楽しみにしているマンガ。ついに書籍化されると知り、「単行本も買う! 紙で買って後日実家の親にも読ませる!!」と発売日に書店でゲット。サイズが変わると印象がまた変わるし、描きおろしページも楽しい(DVのシーンなどはハードになるが…)。どの話も驚きや新たに知ることが多いのだが、9・10日目のエピソードは特にジーンとくる。夜逃げをしなくて済む人生ならそれに越したことはないけれど、どこかで苦しむ人がいる以上、夜逃げ屋さんの存在と活躍は頼もしい限りである。2023/06/23

mamaou

4
最近めったに漫画を読まないんだけど、これは読まねば!と思い手に取った。社長カッコいい!こういう女性が味方についてくれたら心強いし、勇気を貰える、自分も強くなれる。2023/06/27

miyahara7

3
嘘をついてごまかして逃げてばかりだった作者が,逃げてばかりが嫌になり,人を逃がす仕事の夜逃げ屋に就職してその体験をマンガを描くという物語。目の前のことから逃げ続けた結果どうしようもないところにまで追い込まれることもあるし,それでも,そこから逃げる道は必ずあり手を差し伸べてくれる人もいる。2023/11/06

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