文学2023

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文学2023

  • 著者名:日本文藝家協会【編】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 講談社(2023/06発売)
  • ポイント 32pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065319505

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内容説明

2022年のあいだに各媒体に発表された全短篇のうち12作品を厳選。コロナと戦争の不安下にある社会と人間の姿を凝視した作家の眼。

目次

解説 金原ひとみ
らっきょうとクロッカス 桜木 紫乃
キャンプ 井戸川 射子
二千回飲みに行ったあとに 津村 記久子
文士と夜警 筒井 康隆
砂漠の検問所 池澤 夏樹
パーミション 岡崎 祥久
ママと戦う 西 加奈子
私の労働 町屋 良平
霊たち 三国 美千子
スメラミシング 小川 哲
偶然の本質 辻原 登
家畜人ヤプ子 山田 詠美

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れんこ

13
全部を読むのに時間がかかりました。よくわからない作品もありましたが、全体的には良い印象。2023/10/21

奏市

12
こんな高い本は初めて買った。本屋で手に取ると好きな作家の津村記久子さんの作品もあり、解説の金原ひとみさんの『世界と自分をつなぎとめる』の文章も刺さり衝動買い。金原さんは津村さんに「こんなふうに世界を眺め、切り取る人がいるんだ、とそのセンスに驚かされ続けている」との事で結構読まれてるんだと勝手に嬉しくなった。岡崎祥久さんは初めて読み冷蔵倉庫勤務50絡みの男の独自の労働観や文章のスタイルが面白かった。津村さんのはやはり良い。最後、山田詠美さんのを読み終えうたた寝するとその『家畜人ヤプ子』が夢にずっと出てきた。2023/09/09

アオ

10
2022年のあいだに各媒体に発表された全短篇のうち12作品を厳選。コロナと戦争の不安下にある社会と人間の姿を凝視した作家の眼。毎年この本の発売を楽しみにしている。今年は名前は知ってるけど読んだことがない作家さんが多くて新鮮だった。ほとんどの作品に新型コロナがちらついているのは作家さん達にとってもあのウイルスの影響が大きかったんだなと感じさせる。『らっきょうとクロッカス』で「出来ることは、仕事も趣味も、いまやっておいたほうがいいですよ」という言葉がまるで私に向かって目の前で言われているような感覚になった。2023/06/30

しそゆかりうめこ

3
同じひとが書いた本ばかり読んでいるので新鮮だった。最後まで読めなかった。反省。2024/01/27

さき

2
全てではないけれど好きな作家、気になってたけど未読の作家を読んだ。 読み終わって、これは一体どういう立ち位置で誌面に載ったの…?と思う作品数作。 別段世の中へのメッセージもなく感動させる気もさらさらないみたいな作品も選ばれているのが私は好きだった。2023/08/26

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