内容説明
俺と真理愛にドラマ出演のオファーがやってきた! 元子役とはいえ、久し振りの撮影に身が引き締まるぜ……! 群青同盟メンバーで撮影前に現場を見学させてもらうと、女優モードの真理愛が黒羽や白草とバチバチし始め、碧や陸たち新メンバーも騒ぎ出す始末で、もっと演技に集中させて欲しいんですけど!?
そして迎えた撮影本番では、ブランクのせいか演技にダメ出しをされてしまう。真理愛との特訓で活路を見出し、なんとか満足いく出来で撮影を終えることができたのだが……。
末晴のドラマ出演で新たなトラブルが勃発する!? 告白達成でリードする黒羽と白草を巻き返すため、真理愛の一大戦略が炸裂するヒロインレース第11弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
63
今回はマンネリを打破するような面白さでした!久々におさまけらしい内容となってますね!恋の行方も少しずつ進んでるし哲彦の計画も少しずつ実行に移す準備をしておりさらに何よりも新展開ありと今回ばかりはそうくるかーでしたね!確かに一巻からずっと登場はしてるなぁとは思ってたのに…。次の巻はいつだろうなぁ…早く読みたい!2023/10/01
よっち
30
久しぶりに末晴と真理愛がドラマ出演! 女優モードの真理愛の戦略に黒羽や白草とバチバチし始める第十一弾。群青同盟メンバーで撮影前に現場を見学したことで騒動が起こり、撮影本番ではブランクのせいか演技にダメ出しをされてしまう末晴。演技のことが分かるアドバンテージを活かして、上手くサポートする真理愛がだいぶ存在感を見せた感はありましたけど、あそこまでやるとは思いませんでしたし、物語としても大きなターニングポイントとなりそうですかね。哲彦もいろいろ覚悟を見せたことで、これからどう動くのか気になるところではあります。2023/07/26
椎名
8
真理愛巻かつ末晴の進路が決まる巻。芸能という二人にしか踏み込めない領域で告白することで味方を増やし、かつ自然と今後も側にいることができる圧倒的有利な立場に。しかし上手くいきすぎているためか、正直どこかチープに感じられてしまい、作中の言葉を借りると“運命感”はやや欠けている。そしてもう一人の“幼なじみ”が登場したことで物語が加速していく。ようやく哲彦の掘り下げに入りそうなので期待したい。2023/06/20
加賀ますず
6
遅れてきた少女モモの、最大最強の切り札とは…。前巻で演技勝負に負けたスエハルは俳優として生きていく決意を固め、芸能活動再開のためにモモから誘いを受けていたドラマのゲスト出演の話を受けることに。芸能界で生きていくことで必然的に一緒にいることが増えるであろうモモ。しかしそれは彼女の秘策の序の口でしかなかった…。慎重なモモの大胆不敵なムーヴ。そこに辿り着くまでの勇気と覚悟が伝わってくるエピソード。そしてもう一つの幼なじみのストーリーが明かされる…。天才的な盛り上げ方、ぶち上がらないはずがない。2023/08/17
まいなな
5
おさまけ11巻でした。 真理愛ちゃん可愛い上に度胸あるとかいい女すぎだろ。まあ黒羽ちゃんも白草ちゃんも腹黒だったりポンコツだったりしてもみんな度胸やばいやつらだから、つまり何が言いたいかというと末晴爆発しろ笑笑 ここまで広い世界を巻き込んで戦う、まさに戦う女たちは見ていて清々しささえ感じる。こんな鍔迫り合いというか、己の欲しいもの(末晴)闘う女たちの闘気や覚悟はいつ触れても素晴らしく刺激されるものがあるし、本気で欲しいものにはこうでなくちゃって思うよな。 あとは……絵里さん、あんたエロすぎ好きです笑2023/07/10