講談社+α文庫<br> 田中角栄vs竹下登(1) 二人の影の宰相

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講談社+α文庫
田中角栄vs竹下登(1) 二人の影の宰相

  • 著者名:鈴木棟一【著】
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 講談社(2023/06発売)
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  • ISBN:9784062564397

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内容説明

日本の政治を支配し続けた二人のキングメーカーの暗闘!  中曽根内閣を影で支配し続ける角栄、権力の座をねらうニューリーダー竹下。自民党最大派閥の世代交代劇を皮切りに、二人のドンの壮烈なる権力抗争が始まった!――田中角栄がロッキード事件で逮捕されて10年、角栄がつくった中曽根政権は「田中曽根内閣」と言われるほど、「角影」の支配力は強大だった。だが、党内最大派閥であるにもかかわらず、首相を出せないという田中派内でくすぶっていた焦りが、ついに表面化。竹下登を中心とする創政会の旗揚げは、田中派の分裂のみならず、政界の世代交代を強く推し進めることになった。そこへ、角栄が倒れるという事態が起こる。権力抗争は一気に激しさを増した。全4巻

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

202
80年代の政治の特に自民党内での政争が主に取り上げられていて、あぁあの人がこんな時にも出てるんだなと驚いたり、安倍晋太郎の演説がなんとなく安倍晋三にそっくりだなとか色々今の政治家と比べてみて面白く読めた。後世から見るとニューリーダーと呼ばれた方々の結末を知ってるがどういう感じでこうなったのか、続きが気になる終わりで良かった。2021/12/05

ほうすう

11
「小説吉田学校」「小説永田町の争闘」に続く時代を扱った読み物を探しているうちに見つけた本書。1983年暮れからの第二次中曽根内閣の時期を描いている。どちらかというと中曽根の印象は弱く、田中角栄をはじめ二階堂や金丸といった田中派の印象が強い。読み物的には序盤は少し退屈さを感じていたものの、中盤辺りから二階堂政権構想とその失敗・創生会の設立・病により倒れる角栄・創生会VS反創生会といった田中派内部の対立などが描かれ始めるとなかなか面白い。ちなみに本書は同著者の『永田町の暗闘』を加筆修正再構成したものとのこと。2022/01/07

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