内容説明
マンガやアニメ、特撮映画などで描かれる設定やエピソードは、科学的にどこまで正しいのだろうか? 初刊行から20年、累計500万部突破のベストセラー『空想科学読本』シリーズから、原稿32本を厳選、全面改訂して収録。角川文庫第2弾の本書で検証するのは『新世紀エヴァンゲリオン』『銀魂』『黒子のバスケ』『弱虫ペダル』などの旬の作品から、『聖闘士星矢』『キャプテン翼』など懐かしの作品まで多種多様。爆笑の果てに、人間が描いた夢の世界の素晴らしさが見えてくる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
39
私達がまだうら若き女子高生だった頃、このシリーズが流行っていて先輩達と「悪の組織を作るにはどうしたらいいのか」「悪の組織の階級制度はどうあるべきか」などと、読みながらあれこれ知恵を出し合った事を覚えています。紙媒体は数年前に見かけたきりでしたが、まだシリーズが続いていたんですね。残念ながら知らない作品が殆ど。そして小中学生はこのシリーズを楽しく読んでいるんですね。今回のベストは「ゾンビの作り方」今だパニックムービーでそんなにゾンビが大量発生したのを見た事がないという事は、奴らそんなに強くないという事……?2017/07/27
タルシル📖ヨムノスキー
29
漫画やアニメなどの現象を科学的に解説している本書。こういう真面目で不真面目な本は大好物。何が凄いって取り上げた漫画やアニメを非難したり苔おろしていないこと。どれも愛とユーモアに溢れているから面白いし、だから長続きしているんだと思う。夢は確実に壊すけどね。…で今回のお気に入りは童話〝大きなかぶ〟の「カブはなぜなかなか抜けなかったのか?また抜くためにはどれだけの力が必要だったのか?」という話。これはもう大笑い。中には計算では解決できない問題もあってそういうのは実際に試してみたりもします。ゾロの三刀流とか最高!2023/11/11
hnzwd
29
角川文庫でのシリーズ第二弾。今回は最近の作品が多めでした。漫画やアニメの設定に冷静なツッコミを入れていくスタイルは、発売当時の衝撃は薄まったものの、今でも通じる面白さ。ピカチュウ(6kg)を肩に乗せて旅してて、サトシは重くないのか、が、今回のベストかな。2017/06/27
瀧ながれ
20
…ファンなんですけど、常々気になっていてだけど触れたらいけないことなんだろうなあと、思っていた巻島せんぱいのスパイダーはやめたほうが速度を増すんではないだろうかという疑問!やっぱそうなんじゃん!(笑) あと、大きなかぶは、大根じゃなくてカブなんだからあんなに苦労しなくても抜けると思ってたんですが、よく考えると重さがあるから、こういう考察になるのか、なるほどー。わりとメジャーな作品を多く扱っているので、詳しくないネタもおもしろく読みました。あ、エヴァンゲリオンの全力疾走の結果もドキドキしました。2017/12/03
備忘録
19
知っている作品のネタで楽しむのも 知らない作品にそんなとんでもネタあるのかと知って楽しむのも 色々な楽しみ方ができて良い2025/10/02
-
- 電子書籍
- ああ、生きているって素晴らしい【タテヨ…
-
- 電子書籍
- 陽だまりシェアハウス(話売り) #35
-
- 電子書籍
- ビジネス婚ー好きになったら離婚しますー…
-
- 電子書籍
- ナショナル ジオグラフィック日本版 2…
-
- 電子書籍
- 社長の特別命令【タテヨミ】第21話 p…




