内容説明
銃撃事件の真相に迫る衝撃スクープレポート。
安倍元首相銃撃事件が起きて以降、メディアを通じて自民党の統一教会汚染問題を追及してきた鈴木エイト氏。果たしてその裏で、政治家や教団とどんな暗闘があったのか。事件からの追撃300日をレポートする。
なかでも、山上徹也被告について全く知られてこなかったスクープ情報を開示、また、鈴木氏が秘めてきたこの問題についての原点も明らかにする。
さらに、この問題に鈴木氏とは違う分野、視点から関わってきた識者たちが集結。紀藤正樹、宮崎哲弥、ひろゆき、そして爆笑問題の太田光らが、著者と対話し、問題解決への道を模索する。
このまま逃げ切りを許してはならないーーその著者の熱意が、世の中を再び動かそうとしている。
(底本 2023年5月発売作品)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読特
43
偽装勧誘の目撃から阻止へ。信者との対話と対決。大手メディアに相手にされなかった頃。孤軍奮闘は銃撃事件をきっかけに大きく変わった。ジャーナリスト「鈴木エイト」は世に出た。TVでお馴染みの有名人との対談も掲載されている。政権与党との依存関係が明るみになった。だからといって事件が起きてよかったわけではない。合同結婚式が大ニュースになったのは30年前。教団の危険性は広く認識されたはず。放置されたのはメディアだけの責任とはいえない。また事件が起きそして、忘れ去られる。次の犠牲者が出るまでに。闘いは終われない。2023/08/19
こも 旧柏バカ一代
28
自民党の統一教会汚染の続きの本。生活が崩壊するまでさせられる過度な献金。最近では物では無く、あの世での家などと言って献金させたりしているらしい。さらに結婚すらも決められる人権侵害をしている団体。昔は"統一教会"と呼ばれ、現在は"世界平和統一家庭連合"と呼ばれている宗教団体。そんな人権侵害をしている宗教団体との関係を隠蔽に走る自民党議員。ジャーナリズムと言いながらも、最初は宗教団体の名前すら言えなかった日本のメディア。さらに浅い理解しかしていなかったコメンテーターが誤った方向へ報道を誘導しようともしていた2023/05/26
JILLmama
21
コメンテーターとの対談は読み応えあり。やはり太田光はすごい人。すごい人だから誤解もされやすいのだろう。 この問題はうやむやにすべきではない。山上容疑者を英雄だとは全く思わないが、とんでもないことを放置し過ぎた。野放しにし過ぎた。2023/09/06
シオン
19
安倍首相暗殺事件で浮き彫りになった宗教2世問題に興味があり図書館本読了。自民党と統一教会とのズブズブな関係について何年間も追ってきた著者の「今まで」と「これから」が分かりやすく丁寧に書かれていた。糾弾するのではなく、この問題で苦しめられている人達に対して何とかしたい!と思う優しさと強さを文章からとても感じた。2023/12/15
それいゆ
18
事実の羅列のような感じがすごくしました。レポートなんだからそれでいいのでしょうが、私には物足りなかったですね。2023/11/27
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