内容説明
90歳を迎えた著者が「人生百年時代」という未知の旅を前に、日常や記憶の中のふとした瞬間を、新たな視点で見つめ直すエッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
157
五木 寛之は、永年に渡って読み継けている作家です。著者は今年90歳になりますが、未だに普通に書いていることが凄い。本書は、Ⅱ、Ⅲと三部作のようです。著者には100歳まで書き続けて欲しいと思います。 https://www.heibonsha.co.jp/book/b449089.html2023/07/04
クラムボン
15
五木寛之は《あとがき》に「エッセイと呼ぶにはいささか気品に欠ける雑文的な文章を、私は愛している。」と書いている。一年間ぐらいのつもりで書きはじめた新聞の連載が、思いがけず五年あまりになったそうで、この本は単行本三冊のシリーズの一冊目にあたる。ご本人は雑文だと謙遜しているが、私の方も役立つ話を期待しているわけでは無いので、雑文、大いに結構なのだ! 五木寛之は難しいことは書かない人。そして適度に現代的でミーハーなんだが、本質は古風な人。そのバランス感覚が良いと思うんだ。2024/07/09
あきひと
8
五木さんの今回のエッセイは最近書かれたもので、お元気で執筆活動や講演会をされている様子が分かります。青春の門の漂流篇について触れられていて、読者からのメッセージに押されて書き続けねばと思っていると書かれていました。次は欧州編になると思うのですが、是非と願っています。2023/09/30
白いカラス
7
五木寛之さんといへば、私たちの年代では「青年は荒野をめざす」「青春の門」「青ざめた馬をみよ」など今風で云えば村上春樹さんのような青春のバイブル的な存在でしたね。 本書はエッセイ集ですが、昨今の五木さんの生活が垣間見られ微笑ましく思いました。2023/07/19
ことり
4
戦後を生き抜いた人が持つ強さが見え隠れする。コロナも妙に悲観することもなく一歩ひいてみている。ざわつく心も静まる1冊。あと2冊楽しみ。2024/02/28
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