ハルキ文庫<br> 飛べない雛 横浜ネイバーズ(2)

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ハルキ文庫
飛べない雛 横浜ネイバーズ(2)

  • 著者名:岩井圭也【著者】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 角川春樹事務所(2023/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758445597

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内容説明

〈山下町の名探偵〉という名誉だがダサい二つ名を持つ、ロンこと小柳龍一。横浜市内で起こったいくつかのトラブル解決にかかわったことから、誰かの役に立ちたいという気持ちが芽生え、探偵業を始めようかと考えるも、最近では相談事がまったくない。あいかわらず暇を持て余していた彼のもとに幼馴染みのヒナから電話が入る。彼女の相談に何気なく乗ったロン。だがそれが、ヒナが隠してきた大きな秘密の扉を開ける契機になり……等身大の登場人物が大きな共感を集め、早くも話題沸騰の書き下ろしシリーズ第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

100
横浜市内で起こったいくつかのトラブル解決にかかわったロンこと小柳龍一が主人公のシリーズ2作目。ライトな事件が挟まれているが、幼馴染のヒナの過去の秘密や引き籠もりになった理由が明かされる。さらにロン自身の父親が亡くなった場面が描かれ、ロンを捨てて出ていった母親が犯罪の首謀者として登場するも・・また仲間の凪にも不穏な過去があるような予感が。相談事やトラブルを解決しながらも、ロンそして仲間達はどの様に展開していくのか。3作目も近々読む予定。楽しみ。2024/01/24

みかん🍊

97
シリーズ2作目、前回語られなかった幼馴染みヒナの引きこもりの原因や過去が分かる、前途ある高校生が周りの人間や誹謗中傷、SNSでの噂の拡散によって未来が閉ざされるなんてあってはならない、そして当事者は誰も罪悪感も反省もない、犯人が判明しても失われた時は戻らない、そして今回はロンの父母の事が解明してくる、関わらないでおこうと閉ざしてきた両親の事が大人になり少しは考えられる様になってロンはどういう結論を出すのか、次作は凪の秘密が明かされそうだ。2023/12/08

51
シリーズ2作目。「山下町の名探偵」が華麗にトラブルを解決していくストーリーと思いきや、今回はロンとヒナの過去が明らかになり、重い展開に。次は凪か。次巻へ。2024/05/31

moonlight

46
横浜ネイバーズのシリーズ第2巻。始まりは前作からの雰囲気を引き継いでいるが、辛い過去と対峙したヒナの章から趣が変わり、やや重めの展開に。ロンの母親の謎、思わせぶりな凪の過去、気になるまま終わったので続きを読みます。2024/02/01

ヒデミン@もも

45
今回も面白かった。これも読み友さんからお借りした本。みんな、いろんなものを背負い込んで生きている。しかし、『飛べない雛』ってタイトルが真実をわかるとますます重い。神様って意地悪だ。こんな試練要らないよ。しかし、ロン。いくらなんでも鈍すぎる。探偵なんてムリなんじゃないのかと、要らぬ心配をしてしまう。次は凪なのか。何やら不穏な気配を感じつつ3巻へ。2024/02/19

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