集英社文庫<br> 【新装版】傷痕 老犬シリーズI

個数:1
紙書籍版価格
¥726
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

集英社文庫
【新装版】傷痕 老犬シリーズI

  • 著者名:北方謙三【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 集英社(2023/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087444971

ファイル: /

内容説明

終戦直後。母親を病気で失い、父親が復員してこない良文は、盗みを繰り返しているうちに、浮浪児狩りに捕まる。だが、収容施設で親友の幸太と再会、二人は収容所を脱走して、飢えをしのぎながら、厳重に守られた防空壕の隠匿物資を強奪しようとする。食うや食わずの生活。多くを大人に搾取されながら、盗んだ洋酒や煙草を闇市で売りさばいて命を繋ぐ。望まぬ早熟。仲間の裏切り。闇。魂を毀されるような暴力を見せつけられ、良文の中に獣が生まれた。老いぼれ犬と呼ばれた高樹良文刑事の眩い刹那を描くシリーズ第一弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マムみかん(*感想は風まかせ*)

24
高樹良文刑事を゙主役にした三部作の1作目。 今作は、終戦直後の少年時代。 わずか13歳の良文と幸太が、「二人合わせると二十六だ。立派な大人だぜ」と強がらなければ生きていけない非情な世界に圧倒される☆ 2023/09/04

ブゥりん

8
初読みの作家さん。ずっと気になっていたので、本屋さんでシリーズ全部購入。戦後の混乱期。大変な時代を生き抜く少年たちの話。その描写がとてもリアルで、読むほどに苦しい。良文や幸太がこのあとどのように成長するのか。とても楽しみ。彼らの人生を見届けたい。シリーズ2へ。星4★★★★☆2024/03/19

Nobuko

4
久しぶりに北方謙三さん かなりきつい話だけど 老犬シリーズ読みましょうっと2023/04/28

あいあい

3
三十年の時を経て再読。たまらん。いいわぁ。としか言えん。これぞ、俺の愛した北方ハードボイルド。佐々木譲氏の解説が、これまたいいい。2023/04/26

柴犬のそら

1
初読みの作家さん。帯につられて購入。高樹刑事の幼少期の話だとか。高樹刑事を知らないが、問題なくスラスラと読めた。終戦直後の話には興味があったが、こんなにも過酷なのかと胸が苦しかったし、恐怖でもあった。次巻もあるようなので、期待して読みたい。2023/07/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20876981
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数3件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす