内容説明
近所の同級生、昔からの幼馴染、お父さんの恋人、二人のお母さん。多様性をテーマに『いつも側にいる人』を描く4つの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
50
3巻シリーズの2巻目ですが、最初に読む本でした。小学校卒業を控えた主人公たちが「多様性」を知るという4編。うまれつき指先が欠損している同級生、スポーツ万能でキビキビした子とひ弱な親友、父親のガールフレンドとの3人の暮らしから、2人が結婚して新たな家族となるであろう生活、同性婚のママとカカと暮らすひよ。色々な人がいていいんだと柔らかく伝えてくれているようでした。2022/08/19
タカギ
26
マンガの単行本を1冊読むのと同じくらいの時間で読める。イラストもふんだんにあるし。「多様性をテーマに主人公と様々な距離感の人たちとの物語を収録したシリーズ」とのこと。4人の著者が、異性の幼なじみ、同性の幼なじみ、父親のガールフレンド、同姓カップルの母親、の物語を描いている。短いので、ワンシーンを切り取ったような話ばかりだけど、優しい気持ちになることもあるし、考えさせられることもある。ネイルが好きな男の子の話が特に好き。2022/04/03
信兵衛
19
誰かが傍にいてくれる、というのは幸せなことだと感じます。2024/03/17
ほんわか・かめ
16
シリーズ第2弾は小学生にも勧めやすい内容。得意なこと好きなことが違うだけ。ない方にばかり向かいがちな目をハッと引き戻してくれる良い作品たち。《経験は世界を知る窓になる。窓は多ければ多いほど、広ければ広いほどいい。いろんなものが見えてくるし、風通りも陽当りもよくなる》(小手鞠るい) 《幸せって、誰かに決められるもんじゃない。だから自分で選ばないと》(いとうみく)〈2022/岩崎書店〉2022/06/21
Mer
16
「君色」シリーズ2作品目。「いつも側にいるあの人」とあって、身近な人と多様性についてのショートストーリー。3作品の中で今作が一番読みやすい気がした。でもそれって、お題が「身近」がキーポイントだからかな。多様性って色んな人がいて、色んな考え方や生き方があって。それは昔からあったんだけど、やっと時代が追いついた..近づいたんだなって思う。この様な作品に沢山触れる事で、意識が変わったり、当たり前が当たり前じゃないって事にも気付いてほしい。その上でもっと当たり前になっていったら良いなって思う。自分で選んでね。2022/07/30
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