内容説明
もと町同心だった優之進は、妻のおはると料理屋を開いた。日本橋と京橋の間、大鋸町の裏通り。柑子色ののれんが目印だ。有能な同心だった優之進だが、仕事のいざこざで起こった不幸な出来事から、町人として生きていくことを決心したのだ。かつての上役、職人衆から老舗のご隠居まで、常連客も増えて――。江戸の季節の料理と人情にほっこりするシリーズ第一弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
16
薄くて盛り上がりも何もなく2023/10/01
じお
10
★★☆☆☆ 過去に悲しいことがあり同心から市井の料理人として生きていくことにした優之進とその妻おはるのあたたかな料理物語。うーんちょっと薄いかなと雑感、この作者さんの作品は以前も読んだことがあるのですが文章もストーリーもキャラもふくらみや情緒の表現が少なくアッサリしておりどこを楽しみにして読むべきか迷う感じで個人的にはちょっと物足りなかったかなと。2023/06/07
なお
8
新しいシリーズかな。平坦。2023/05/20
陽ちゃん
7
新シリーズですね。元同心の優之進が妻のおはると始めた料理屋お晴が舞台となっていますが、どうやら優之進たちが事件にかかわって解決していく流れですね。黒猫の黒兵衛にこれから生まれてくる二人の子、と賑やかになりそうです。2023/07/06
森の猫
4
初読みの作家さんの小説。せっかく手の込んだ料理が出てくるお店だけど 「胃の腑に落とす」のでは 美味しそうに思えなくて残念です。 和気に溢れる も 多用しては興醒め。 登場人物は どの様な人なのか 興味を抱かせる描写が少ないため 物語に入り込めなかったです。2023/10/13