内容説明
〈あらすじ〉
カミシロでの一件を終え、AIサクラと共に港町アルトレットへと戻ったララたち三人。
彼女たちの次なる目的は妖精鍛治師を探すこと。
しかし、早速旅発ったララたちは、謎めいた青年によって深い森の中へと連れ去られる。
そこは、外界と隔絶した神秘の森、人智を越える魔法の才と長い寿命を持つ幻想の種族、エルフの住まう聖域であった。
三人の前に現れた“変わり者”のエルフの青年ソールは、彼女たちにある依頼を持ち掛ける。
それは、エルフ族全ての根幹を揺るがすようなもので……。剣と魔法とナノマシン、新たな世界が開ける第6巻！
〈著者からの一言〉
剣と魔法とナノマシン、第五巻の短編集を挟み、気持ちも新たに第6巻です。カミシロで相棒のAIサクラとの再会を果たしたララは無事にアルトレットへ戻り、早速次なる旅へと出立します。しかしそんな彼女たち三人の前に謎めいた青年が現れて……。今回はついに、ファンタジーの代名詞とも言えるあの種族が満を辞して登場します。ぜひ、お楽しみください！
今回もイラストは夘田恭先生に描いていただきました。神秘的な“彼女”の姿や、イールの迫力ある勇姿、ご期待ください。
目次
第一章 エルフの青年
第二章 リエーナの里のエルフたち
第三章 妖精を見守る者
第四章 コパ村、ふたたび
第五章 精霊花の香水
第六章 駆け抜ける風
書籍版特典ＳＳ
ある日の夜宴
