内容説明
最近、護符作成に忙しい楠木湊。リフレッシュのため、山神は町へのお出かけを提案する。
甘味に舌鼓を打ったり、おもちゃ屋で童心に帰ったり、山神ご贔屓のタウン誌の出版社にお邪魔したり……。気ままな時間を過ごすふたり。
さらには新しい神様や妖怪たち、そして懐かしい再会もいっぱいで……！
お隣のモフモフ神様とのスローライフ、第四弾！ 町は梅雨真っ盛りですが、賑やかな休暇の始まりです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
49
老いたなぁとつくづく思う。読み友さんの読まれる現実的でもやもやしそうな本より、こういう神様の傍で湊と同じくほっこりしています。でも湊はそれはそれは神様に遣えていますよ。庭の掃除から料理まで。ナマジ神様の力を頂いたことにより相当な疲れが溜まって・・山神さんもそれを察してか南部の町散策をと。そこはかの昔から山神さん贔屓のお店や出版社があるのです。山神さんがご無沙汰している間に出版社に悪霊がついていた。社員たちは出会いたくて仕方なかった山神さんに出会い感涙(笑)。湊も居心地の良い店を開拓することができました。2023/04/08
こも 零細企業営業
18
山神様と南部の街に行く。初めてタクシーに乗って、ハシャぐ山神様だったが、自身より遅く動く車に直ぐに飽きて終いにはタクシーの屋根に乗って景色を確認していた。ただ姿を消していなかったらしく犬が屋根に乗っていると一騒動が起きる。そして山神のお楽しみのスイーツ巡りをする。昔馴染みの店に行ったり、新規開拓をしたりと山神様は大満足。それに比べて湊はお茶だけしか飲んでないので腹が減って、異様に惹かれる洋食屋さんに入ると。その店には神や妖怪が御贔屓にしている店で、山神様もお客さんとして接待してくれた。味も勿論美味しい。2023/03/17
Hugo Grove
8
読了2023/04/13
フジ
4
山神さんと南部散策したり、他の神様にちょっかいをかけられたりの4巻。 長年山神様に向けて和菓子記事を書いていた人たちが報われたようでよかったですね。web版に加筆されたり、えんじゅ先生の他のweb作品の人物が登場したりとても楽しかったです。今回も面白かった。2023/03/24
Ohtsuka Yuu
3
この間もほのぼのしていてよかった．和菓子特集の地域情報誌記者の話が気に入った．あと座敷童子の話もいいな．2023/04/18
