内容説明
公爵令嬢の主人公フェリアは、誰もがもって生まれてくるはずの「精霊の加護」がないせいで落ちこぼれ認定されている。周りからは蔑まれながらも、粛々と国立魔法学校に奨学生として通っていた。そんなある日、義妹・セレスティアが婚約者と結ばれたくないと言い出したせいで父に呼び出されるはめに。可愛いセレスティアのため、フェリアを身代わりに差し出すことにしたと言ってのけた。最低な父、ワガママな義妹と縁を切りたかったフェリアは父からの提案を了承し、嫁ぐことに決めたが――。相手は、王家最強の騎士にして「冷酷なる氷帝」と呼ばれる男・アルセイフだった。誰もが恐れるアルセイフに物おじもせず妻として接するフェリアに、凍っていた氷帝の心もだんだん溶かされていき――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bulbul
1
びっくり驚きの俺様氷帝です。小学生かよ! 家族に虐げられてきた妻のフェリアは調教師のようにしつけて××、思いやりで手なずけて××、いつの間にかフェリア争奪戦になってたり。一周回ってヨキカナ?2023/03/09
愛華
0
吠える系ヒーロー苦手なので、1巻発売時は買う気になれませんでしたが、二巻でヒロイン取り合う系の話かと思ったら読みたくてどちらも購入。結果面白かったです。ヒーローの物言いが煩く見えてダメな人もいるでしょうが、ヒロインがツッコミの如く突っ込んで笑えるほどとはいきせんがいい感じに調和してます。そしてヒロインのもてっぷりときたら。しかし妹の婚約者、第五王子、王太子じょないと見たと思うんですけど、二巻で次期国王みたいに書いてあったのなぜ?そこはよぬわからなかった。2024/03/11